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更新日:2021年9月1日

文化財展示館展示内容(概要)

考古コーナー

先土器時代から中世までの市内各地で発見された土器(市指定の関山式土器)・石器や、椿山古墳・十三塚古墳出土品、馬込八番遺跡出土埴輪、皇朝十二銭の承和昌寶(市指定、他に市内出土古銭)、縄文時代だけでなく古墳時代や奈良・平安時代の貝塚出土貝類を、時代を追って展示しています。

国指定史跡黒浜貝塚ガイダンスコーナーを設置し、県指定黒浜貝塚群出土品を中心に、貝塚に特徴的な様々な遺物(軽石製浮子、天然パール、貝輪など)、黒浜貝塚から出土した獣や魚の骨(縄文犬、スズキの耳石)、蓮田を中心とした縄文生活カレンダーなどを展示しています。また、黒浜貝塚をより知っていただくために、タッチパネルモニターとVRゴーグルを設置しています。

この他に、屋外には市制施行20周年の時に市民参加により建てられた、たて穴住居(JPG:135KB)が蓮田市文化財展示館、国指定史跡黒浜貝塚、蓮田市役所に面する位置に復元されています。

なお、中をご覧になりたい場合には、蓮田市文化財展示館若しくは社会教育課文化財保護担当(展示館休館日の月曜日の場合)へお声かけください。

たて穴住居

市制施行20周年(1993)で建設された復元たて穴住居

手焙形土器(てあぶりがたどき、市指定文化財)

手焙形土器

(左:ささら遺跡、右:馬込八番遺跡出土)

拡大写真へ(JPG:39KB)

弥生時代後期~古墳時代初頭に作られた土器で、その形が手を焙る小形火鉢に似ていることから、「手焙形土器」と名づけられています。用途は未だに不明ですが、祭りなどで用いられたのではと考えられています。

関東地方での出土例は少なく、埼玉県内では6点発見されていますが、そのうち2点は蓮田市内の遺跡で出土したものです。

中世・近世コーナー

鎌倉時代から室町時代にかけて死者の供養のために建てられた板碑(板石塔婆)や近世の信仰に関わる石造物、県指定矢島家円空仏群(5体)、閏戸の式三番の衣装を展示しています。閏戸の式三番はビデオもご覧いただけます。

また、展示館西側敷地には「坂東・秩父・西国百箇所供養塔」「庚申塔(JPG:179KB)」、「力石(JPG:179KB)」を屋外展示しています。

庚申塔と力石(遠景)

庚申塔(こうしんとう)と力石(ちからいし)

近代コーナー

蓮田出身で政治家・実業家である飯野喜四郎に関する資料を展示しています。

蓮田の偉人飯野喜四郎について

お問い合わせ

所属課室:社会教育課文化財保護担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:162