農業集落排水
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農業集落排水(農村の下水道)の整備
農業集落排水(農村の下水道)の整備
蓮田市の農村は都市近郊という地理的条件もあって、農業者と他産業従事者の混住化が進み、農村居住者の生活水準が向上するとともに生活様式も大きく変わりつつあります。このため家庭から排出される排水の量の増加と質の多様化は用排水路や河川等の水質を汚濁するとともに、生活環境を著しく悪化させている現状にあります。
また、蓮田市は農業用水として見沼代用水と元荒川の水を利用して農業生産を営む一方、集落や農地等の排水は元荒川と綾瀬川等に排出しています。近年元荒川や綾瀬川の水質汚濁が著しく進行し、農業生産にも影響を及ぼすため、河川等の公共用水域の水質保全と良好な農業生産環境や農村生活環境を創り出すためにも汚水処理は欠かすことができない状況です。そこで蓮田市では、市街化区域の全域と農業振興地域の一部も含め公共下水道計画区域と定め下水道整備事業を進めています。
しかし、それ以外の農業振興地域内にある農村集落は公共下水道の計画区域からはずれており、市の都市地域と農村地域の均衡ある発展と農村地域の汚水処理を図るため、農業振興地域を対象とした農業集落排水事業を実施しています。現在供用開始している地区は、上平野処理区、高虫処理区、駒崎・井沼処理区、根金・貝塚処理区の4地区です。
各地区の概要
| 処理区 | 上平野処理区 | 高虫処理区 | 駒崎・井沼処理区 | 根金・貝塚処理区 |
|---|---|---|---|---|
| 採択年度 |
平成5年4月8日 | 平成6年7月5日 | 平成9年5月1日 | 平成14年5月7日 |
| 事業年度 |
平成5~8年 | 平成6~9年 | 平成9~14年 | 平成14~19年 |
| 供用開始日 | 平成9年4月1日 | 平成10年4月1日 | 平成14年10月1日 | 平成20年4月1日 |
| 対象汚水 |
し尿、生活雑排水 | し尿、生活雑排水 | し尿、生活雑排水 | し尿、生活雑排水 |
| 区域面積 | 28ヘクタール | 37ヘクタール | 45ヘクタール | 21ヘクタール |
| 計画戸数 | 298戸 | 313戸 | 455戸 | 304戸 |
| 計画人数 | 1,260人 | 1,250人 | 1,870人 | 1,210人 |
| 計画汚水量 |
日平 341立方メートル |
日平 338立方メートル |
日平 505立方メートル |
日平均 327立方メートル |
| 処理方式 | オキシデーションディッチ方式 | オキシデーションディッチ方式 | オキシデーションディッチ方式 | DO制御高度処理連続流入間欠ばっ気方式 |
| 放流先 | 一級河川 綾瀬川 | 一級河川 元荒川 | 一級河川 綾瀬川 | 一級河川 元荒川 |
| 流入水質 |
BOD 200パーツ・パー・ミリオン |
BOD 200パーツ・パー・ミリオン |
BOD 200パーツ・パー・ミリオン |
BOD 200パーツ・パー・ミリオン |
| 処理後水質 |
BOD 20パーツ・パー・ミリオン |
BOD 20パーツ・パー・ミリオン |
BOD 20パーツ・パー・ミリオン |
BOD 20パーツ・パー・ミリオン |
| 管路延長 |
7,210メートル | 10,781メートル | 10,104メートル | 概算延長 9398メートル |
| 中継ポンプ |
6ヶ所 | 7ヶ所 | 6ヶ所 | 6ヶ所 |
| 組合名 | 上平野処理区農業集落 排水維持管理組合 |
高虫処理区農業集落 排水維持管理組合 |
駒崎・井沼処理区農業 集落排水維持管理組合 |
根金・貝塚処理区農業 集落排水維持管理組合 |
処理区域図
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処理区域(蓮田市全体)※拡大画像 |
処理区域(部分)※拡大画像 |
処理場写真
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|
上平野処理施設 |
高虫処理施設 |
駒崎・井沼処理施設 |
根金・貝塚処理施設 |
処理施設のしくみ
汚水が施設に流入してから放流されるまでの流れです。
オキシデーションディッチ方式の場合
- 流入
- 自動荒目スクリーン
流入汚水中の雑物を除去する。 - ばっ気沈砂槽
汚水中の土砂を排除する。 - 破砕機
汚水中の固形物を破砕し、処理の安定化を図る。 - 流量調整槽
汚水を一時貯留し、流量及び水質の変動を平準化させる。 - 自動微細目スクリーン
汚水中の微細な雑物を除去する。 - オキシデーションディッチ槽
流入汚水と活性汚泥を完全に混合させ、汚水中の汚濁物質を酸化分解させる。 - 沈殿槽
汚水中の汚泥を沈降させて固液分離を行い、沈降した汚泥をばっ気槽に返送することにより活性汚泥濃度を維持するとともに、余剰汚泥を汚泥濃縮槽へ移送する。 - 散水ポンプ槽
ばっ気槽のスカム除去等のための散水用の処理水を一時貯留する。 - 計量槽
処理水の負荷量を測定するために、処理水を確保する。 - 消毒槽
塩素剤により、処理水の消毒を行う。 - 放流ポンプ槽
処理水をポンプ圧送にて系外に排出する。 - 放流
DO制御高度処理連続流入間欠ばっ気方式の場合
- 流入
- 自動荒目スクリーン
流入汚水中の雑物を除去する。 - ばっ気沈砂槽
汚水中の土砂を排除する。 - 破砕機
汚水中の固形物を破砕し、処理の安定化を図る。 - 流量調整槽
汚水を一時貯留し、流量及び水質の変動を平準化させる。 - 自動微細目スクリーン
汚水中の微細な雑物を除去する。 - ばっ気槽
攪拌とばっ気攪拌を交互に行い、嫌気状態と好気状態を繰り返すことで有機物と窒素を効果的に除去する。 - 後ばっ気槽
鉄溶液を注入することで、リンの除去を行う。 - 沈殿槽
汚水中の汚泥を沈降させて固液分離を行い、沈降した汚泥をばっ気槽に返送することにより活性汚泥濃度を維持するとともに、余剰汚泥を汚泥濃縮槽へ移送する。 - 散水ポンプ槽
ばっ気槽のスカム除去等のための散水用の処理水を一時貯留する。 - サンプリング槽
処理水の負荷量を測定するために、処理水を確保する。 - 消毒槽
塩素剤により、処理水の消毒を行う。 - 放流ポンプ槽
処理水をポンプ圧送にて系外に排出する。 - 放流
処理場平面図
(クリックすると拡大します)






