歴史・文化財
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蓮田市内の石造物の種類と数
菩薩3 観音菩薩
馬頭観音(ばとうかんのん、めづかんのん)
馬頭観音は、仏教における信仰対象である菩薩の一つで、「馬の頭をもつもの」の意味です。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つにも数えられています。
日本語では「馬頭観音菩薩」、「馬頭観世音菩薩」、「馬頭明王」などさまざまな呼称があります。衆生の無智・煩悩を排除し、諸悪を毀壊する菩薩といわれています。
他の観音像が女性的で穏やかな表情で表わされるのに対し、馬頭観音のみは目尻を吊り上げ、怒髪天を衝き、牙を剥き出した忿怒(ふんぬ)相です。このため、「馬頭明王」と称し、菩薩部ではなく明王(みょうおう)部に分類されることもあります。
本来は馬頭人身の像容であったが、日本には伝えられていない。また「馬頭」という名称のゆえか、あらゆる畜生類を救う観音であるとも言われています。
像様は前述のような忿怒相で、頭上に馬頭を戴き、三面三目八臂(額に縦に一目を有する)とする像が多い。一面二臂、一面四臂、三面二臂、三面六臂、四面八臂の像容も存在する。立像が多いが、坐像も散見される。頭上に馬頭を戴き、胸前で馬頭印と称する印相を示す。剣、斧、棒などを持ち、また蓮華のつぼみを持つ例もある。剣は八本の腕のある像に多い。
馬頭観音像・石碑
路傍に建てられた馬頭観音の石碑は、近世以降は、馬が急死した路傍や芝先(馬捨場)などに馬頭観音像を建てることが多くなるようです。この場合、像ではなく単なる「馬頭観音」の文字を彫っただけの石碑であったりする場合もあります。
牛頭観音(ぎゅうとうかんのん、ごづかんのん)
牛頭観音は、馬頭観音と同じ意味で、家畜の牛を供養するとき「牛頭観音」という文字塔を建てることがあります。牛(馬)を交通や運搬に使ったことへの感謝と供養を表しているものです。
頂上に牛(馬)の頭をいただく観音像(馬頭観音参照)もあるがこれは「牛(馬)頭観世音」と文字だけが書かれたもの(牛頭観音参照)もあります。