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蓮田市内の石造物の種類と数

公開日 2009-01-25

石神10 疱瘡神(ほうそうしん)

疱瘡神(ほうそうがみ、ほうそうしん)は、疱瘡(天然痘)を擬神化したもので、疫病神の一種です。疱瘡神は貧乏神と同様に、破れ団扇を片手にぼろ衣を纏った老人体に描かれる事が多いようです。

ワラの船に乗ってどこからともなく現れ、人間の夢の中に入り込んで取り憑くとされる。この疫病神に取り憑かれてしまった者は疱瘡や麻疹などの悪病に罹り、高熱を出してその多くが死んでしまうとされる。

疱瘡神は犬や赤色を苦手とするという伝承があるため、「疱瘡神除け」として張子の犬人形を飾ったり、赤一色で描いた鍾馗の絵をお守りにするなどの風習を持つ地域も存在しているようです。また祀りもてなす事で疱瘡神に手加減をしてもらい、災厄を軽く抑えようとする風習(疱瘡神送り)をする村も多かったようです。

疱瘡神は庚申塔のように村のはずれに石塔を立てて祀られる事が多く、かつて疱瘡にかかった者やその家族の多くは、少しでも疱瘡の苦しみを軽くしてもらおうと、これらの石塔に祈りをささげていたが、種痘の普及により天然痘が激減すると、それにともないこうした風習も廃れていったようです。

なお、蓮田市内にある『疱瘡神』は、上平野に2基存在するのみです。


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