救急
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AEDについて
AEDって?
AEDとはAutomated External Defibrillatorの頭文字を取っています。日本語で現すと自動体外式除細動器と言います。文字の配列からイメージ出来ますか?自動的に体の外から心臓の動きを観察し、心臓の細かい動きを除く為、電気ショックを行う機械なのです。
心臓の細動って?
心臓の筋肉全体が、規則正しく収縮できず、ブルブルと震えてしまっている状態の事です。心電図で見てみるとふぞろいな心臓のリズムが現れ、心臓から血液を送り出すことができなくなっています。特に脳に送り出すことができなくなる為、短時間のうちに意識がなくなります。
心電図の波形からイメージしてみましょう
正常なリズムの心電図

心臓が震えている状態の心電図:心室細動(VF)

震えている心臓にAED(電気ショック)を行い、正常な動きに戻った心電図

※心室細動(VF)の状態のときに、早期にAED(電気ショック)を加え、心臓の震えを止め、規則正しい収縮に戻すことが出来ると、全身に血液を送り出すことが出来ます。
AEDの重要性
AEDを用いた除細動を早く行うことが、救命のためにどれほど重要なのでしょうか。心臓が停止すると、4分以内に脳に障害が発生します。また、元気だった人が心疾患、特に心筋梗塞などが原因で突然倒れたような場合には、その心臓のリズムは、心室細動と呼ばれる種類のものが多いことも知られています。心室細動とは、心臓の筋肉が不規則にブルブルと震え、全身に血液を送り出すというポンプの役割を心臓が果たせない状態であり、そのまま放置すると死に至ります。
人工呼吸や心臓マッサージを直ちに始めることは、脳に発生する障害を遅らせることができ、とても大切なことです。しかし、心室細動と呼ばれる状態を取り除き、心臓のリズムを正常な状態に戻すためには、心臓に電気ショックを加える事が最も適切な処置なのです。除細動の実施は、心臓が停止してから5分以内に行うことが、蘇生ひいては社会復帰させるために大変重要なのです。
除細動をするのが1分間遅れると、7~10%の割合で生存退院率が下がってしまいます。救急車が到着するまでに全国平均約6分間要しますが、その間何もしないでいると、生存のチャンスを半分以上も失ってしまうことになるのです。このことから、傷病者が倒れた現場に居合わせた人が、その現場で早期に除細動を行うことの重要性がわかります。
もちろん、AEDが近くにあるかないかにかかわらず、人工呼吸や心臓マッサージなどの心肺蘇生法を行うことは、とても大切なことです。AEDがなくても救急車が到着するまでの間は心肺蘇生法を続けることが大変に重要ですし、心臓が停止した傷病者でもAEDを用いた除細動が適さない心臓のリズムもあり、その場合にできる応急手当としては人工呼吸や心臓マッサージなどがやはり大切なのです。したがって、AEDの取り扱いと同時に、気道の確保、人工呼吸、心臓マッサージなどの適切な心肺蘇生法を、いつでも勇気をもって実施できるようにしておく必要があります。
一刻も早く除細動を行わなければならない理由
- 目撃された心停止の傷病者の心臓のリズムは、除細動によって処置可能な心室細動と呼ばれるリズムであることがもっとも多い。
- 心室細動に対するもっとも適切な対処法は、除細動である。
- 時間の経過とともに、除細動の成功率はどんどん悪くなる。
- 心室細動のリズムが持続する時間は数分間に過ぎない。
救命は早い対応によって、助かる可能性が広がります。皆さんの迅速な対応と勇気が大切な人を救います。
AEDリンク
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