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更新日:2017年6月14日

広報はすだ2017年6月号・特集(学校給食)

小・中学生の頃の思い出といえば、遠足、運動会、夏休みなどの他に、給食を挙げるかたも多いのではないでしょうか。今月は私たちの学校生活に深く根付いている給食を紹介します。

問合せ

教育総務課学校給食担当(電話)048-768-3111(内線)173

給食の始まり

今から128年前に当たる明治22年、山形県の小学校で、家庭が貧しく、弁当を持って来ることができない児童に対し、無償で食事を提供したことが学校給食(以下、給食)の始まりと言われています。当時の献立は、おにぎり、焼き魚、漬物と時代を反映する質素なものでした。その後、大正時代に児童の栄養補給を目的に、東京都の小学校の一部で給食が開始されると、昭和の初期には全国の都市部を中心に広まっていきました。

ところが、第2次世界大戦が開戦すると、食糧事情が一気に悪化し、給食はほとんどの学校で中止されました。多くの子どもたちの栄養不足が大きな社会問題となったことを受けて、国は給食普及の方針を打ち出しました。昭和29年に学校給食法が制定されると、給食は再び広まり、現在では全国の小・中学校の給食実施率は約95パーセントに上っています。

食べて学ぶ

学校給食法の制定をきっかけに、単に栄養補給のためだけでなく、子どもたちの食事・食料・食文化などについての理解を深めることが給食の役割に加わりました。これが、今日盛んに言われている食育であり、平成17年に制定された食育基本法では、学校のみならず家庭や地域などを中心に、食育の推進に取り組んでいくことが定められました。全国各地の学校では、皆で同じ食事を取る喜びを感じながら、毎日の給食を生きた教材として食育に関する取組みを積極的に行っています。

蓮田の給食

市では、昭和37年の蓮田南小学校での給食開始を皮切りに、実施校を増やしていきました。現在では全ての小・中学校で主食・おかず・牛乳が提供される完全給食を実施しています。「蓮田の給食はおいしい」と、他の自治体から赴任してきた先生が口をそろえる要因は、給食調理員が各学校に設けられた給食室で調理した栄養満点のおいしい給食を温かいうちに提供できる自校調理方式にあります。

献立にも趣向を凝らしており、季節の行事にちなんだ献立、日本や世界各地の献立、子どもたちが考えたおすすめ献立などが子どもたちの楽しみの1つとなっています。

また、給食室の徹底的な衛生管理や食品の放射性物質検査を行ったり、各学校で食育に関するユニークな取組みを実践したりすることで、毎日安全で楽しい給食を提供しています。

Interview

大八木久美子栄養教諭(蓮田中央小学校)

Q栄養教諭の仕事を教えてください。

A献立作成などの給食管理や食育に関する授業を行っています。

Q献立を作る際に工夫していることはありますか。

A例えば昨年のリオオリンピックの時は、ブラジル料理を献立に採用したり、市内で採れた野菜を食材に使ったりして、子どもたちに楽しく食べてもらえるような献立作りを心がけています。

Q食育に関してどんな取組みを行っていますか。

A親子料理教室の開催や給食委員会による児童集会での発表、食育コーナーの設置など、食に対する興味を持ってもらえるようにさまざまな取組みを行っています。先月は、実際の給食に出されるそら豆やグリーンピースのさやむき体験を行いました。

Qどんな思いで取り組んでいますか。

Aいちばんたいせつなことは、子どもたちが食べることを楽しく感じられることだと思います。6月は食育月間です。家庭でも楽しく食卓を囲んで、楽しさ、喜び、感謝…いろいろな意味を含む「いただきます」の言葉を元気に言ってもらえたらなによりです。

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課広報広聴担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215