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更新日:2017年12月14日

広報はすだ2017年12月号・特集(ストップ特殊詐欺)

不特定多数のかたから現金等をだまし取る特殊詐欺。代表的なものが振り込め詐欺で、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金等詐欺、融資保証金詐欺に分かれます。自分や家族が被害者の一人にならないように、よく手口を知り、対策を見直しましょう。

問合せ

危機管理課危機管理調整担当(電話)048-768-3111(内線)297、市消費生活センター(商工課内)(電話)048-768-3111(内線)248

待ったなし!被害件数は前年より増加

県内の特殊詐欺被害は、今年1月から10月までの間に既に998件発生し、過去5年間で最多の1254件の被害があった平成26年に並ぶペースで被害件数が増加しています。中でも振り込め詐欺の被害総額は約14億4817万円で、前年同期と比較して約2億1902万円減少していますが、認知件数は992件と前年同期より208件増となり、被害が後を絶たない状況です。

お金の話は危険なサイン詐欺の始まりは電話から

振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺はますます手口が巧妙になっています。昨年の被害総額は約21億159万円で、その半分以上をオレオレ詐欺が占めています(5ページ参照)。

犯人から被害者へ接触する手段のほとんどが電話です。次のような電話が掛かってきたら、注意が必要です。

  • 事前に身内を名のり「携帯電話の番号が変わったから控えておいて」などと連絡してうその電話番号を控えさせ、後日詐欺の電話を掛ける。
  • 複数の犯人が息子や孫、公的機関職員や弁護士などそれぞれ役割を演じ、もっともらしく話を展開する(劇団型)。
  • 金融機関等の閉店間際に振込みを要求してきて「今日中でないと間に合わない」などと不安をあおり、考える隙を与えないようにする。

知らない番号や非通知からの電話は出ないようにしましょう。固定電話であれば、常時留守番電話に設定し、相手が確認できてから受話器を取ることも効果的です。また、不審なはがきやメールに掲載されている電話番号には自分から連絡をしないようにしましょう。

「自分や家族は絶対にだいじょうぶ」「詐欺の手口を知っているから私はだまされない」ということは決してありません。現金等を要求する電話があったらまず詐欺を疑い、家族や友人、市消費生活センターまたは警察に相談してください。

還付金等詐欺

市役所の職員を名のる電話があった。「税金を還付します。今手続きをすればすぐに還付金を支払いますので、携帯電話とキャッシュカードを持って指定するATMに行ってください」と言われた。電話の指示どおりにATMを操作したら、知らない口座に数十万円を振り込んでしまっていた。

注意

公的機関からの還付金は、電話で通知されることも、受け取るためにATMを操作することもありません。

オレオレ詐欺

金融機関の職員を名のる電話があり、「あなたの口座が不正利用されています。口座が悪用されないようにキャッシュカードを新しいものに交換します」と言われ、暗証番号を伝えた。自宅にやって来た男にキャッシュカードを渡したら、口座から預金が引き出されていた。

注意

警察官や金融機関職員が暗証番号を聞き出し、キャッシュカードや通帳を預かることはありません。

架空請求詐欺

国民訴訟通達センターから「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたはがきが送られてきた。不安になって記載されていた連絡先に問い合わせたら、「契約不履行で裁判になる。訴訟の取り下げには費用が掛かる」と言われ、現金を支払ってしまった。

注意

「国民訴訟通達センター」は存在しません。法務省や裁判所からはがきや普通郵便で通知をすることはありません。

融資保証金詐欺

ダイレクトメールを見て融資を申し込む電話を掛けた。保証金が必要だと言われたのでお金を振り込んだが、その後業者といっさい連絡が取れなくなり、融資を受けることもできなかった。

STOP振り込め詐欺インタビュー

地域安全推進連絡協議会会長の石井岩吉さん、消費生活モニターの田村純子さんが岩槻警察署生活安全課の武藤重夫課長に振り込め詐欺についてインタビューしました。

(石井さん)日頃から地域の防犯パトロールなどに参加していますが、今年は市内で振り込め詐欺の被害が多発しているそうですね。早速ですが、岩槻警察署管内の被害状況について教えてください。

(武藤課長)当署管内の今年の振り込め詐欺被害の認知件数は32件で、内訳はオレオレ詐欺が20件、架空請求詐欺が9件、還付金等詐欺が2件、融資保証金詐欺が1件です。被害総額は約3571万円で昨年より減少していますが、件数は増加しています。

(田村さん)深刻な被害状況ですね。どのような手口による被害が多いのでしょうか。

(武藤課長)市内ではオレオレ詐欺による被害が多く、その全てがキャッシュカードと暗証番号をだまし取る手口です。

(田村さん)被害者は現金ではなくキャッシュカードを犯人に渡してしまうんですね。

(武藤課長)犯人は警察官等の公的機関の職員を名のり、被害者を信用させた上で暗証番号を聞き出してきます。警察官等がキャッシュカードを預かることはいっさいありませんので、注意してほしいです。

(石井さん)警察官だと名のられたら信じてしまいそうですが、気をつけないといけませんね。他にどのような手口がありますか。

(武藤課長)架空請求詐欺や還付金等詐欺では、無人ATMを利用した被害が多発しています。これに対しては、不審な電話の通報があった地域のATMを警察官や設置店舗の従業員等が警戒することで、詐欺を未然に防ぐことができた事例も多いです。中には、ATMの利用を待つ人が、携帯電話で話しながらATMを操作する高齢者を不審に思い声を掛けて、詐欺を防いだこともあったんですよ。

(石井さん)私も以前身近な人に「これって詐欺なのかな」と相談を受けて、見破ったことがあります。電話を受けた本人はもちろん、家族や周囲の人も怪しいなと思ったら、詐欺を疑うことがたいせつなんだなと思います。

(田村さん)怪しい電話を受けた市民が、すぐに近所に知らせに行き、犯人にキャッシュカードを渡す寸前で阻止したという話を聞きました。家族のきずなや日頃の近所づきあいが詐欺を未然に防ぐ鍵ですね。

(武藤課長)岩槻警察署では、詐欺の電話を受けたかたにだまされたふりをしてもらい犯人を逮捕する「だまされたふり作戦」への協力をお願いしています。市内ではこの作戦で2件の検挙ができました。しかし、県内ではだまされたふり作戦を逆手にとり、警察官を名のってうその協力を依頼し、現金をだまし取る手口が発生しています。警察への通報なしに作戦への協力を電話で依頼することも、警察官に現金を渡すよう指示することも絶対にありません。また、ほとんどの人が詐欺の手口を知っているにも関わらず被害に遭っているのが現状です。詐欺の被害者にならないためには、非通知の電話には出ないこと、犯人と接触しないことがいちばんですが、不審な電話やお金に関わる電話があったら、まずは警察、家族や近所の人に相談してください。

(田村さん)私も消費生活モニターとして、市民の皆さんがだまされてしまわないように引き続き啓発活動をがんばります。

(石井さん)「自分は絶対に詐欺に遭わない」と思っていても、被害に遭う人が後を絶ちませんよね。市民が一丸となって詐欺を食い止められる力のある街にしていきたいですね。

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課広報広聴担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215