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更新日:2022年8月12日

広報はすだ2022年8月号・特集(減災のために今私たちは何ができるのか)

日本は世界的に見ても台風や地震、洪水などの自然災害が発生しやすい国土となっています。災害の発生に備え、事前に何をすることができるのか今一度考えて被害を最小限に抑えましょう。

危機管理課危機管理調整担当(電話)048-768-3111(内線)297

減災について考えよう

減災とは、自然災害による被害を最小限に抑えるために、事前に一人ひとりが行う取組みです。災害が発生した後の対応よりも災害が発生する前の対応を重視した考え方です。

埼玉県では、自然災害の中で特に水災害による大きな被害が出ています。最近では、7月12日から13日にかけて、県北西部を中心に記録的な大雨が降り、住家被害などがありました。水災害の例として、道路等の冠水を引き起こす内水氾濫や、川の水量が増すことによる河川の氾濫や堤防の決壊などの外水氾濫が挙げられます。台風の襲来や局地的な大雨などは予測することが難しく、災害の発生に備えて日頃から準備をしておくことが必要です。

災害が発生したら

災害発生時に最初に意識してほしいことは「慌てずに行動すること」です。災害発生時は被害の大きさがすぐに分からないため、自分が想像する以上のことが起きている可能性があります。災害発生時に最も重要なことは、「たいせつな人の命を守ること」です。自分自身の身の安全を確保した後、家族や友人などたいせつな人に、あらかじめ決めておいた方法で連絡をとりましょう。

自分や家族を守るために

災害が起こってしまった場合、事前の備えがないとどのように対応すべきか分からず混乱する危険性があります。災害が発生する前に自分自身で用意することができる備えとして、マイ・タイムラインがあります。また、大雨や台風などの災害情報の収集等の種類について、4・5ページで紹介しています。災害が発生する前に準備できることは行い、被害を最小限にしましょう。一人ひとりがふだんの生活から災害への備えを用意しておくことが減災につながります。自分自身、そして家族などたいせつな人の命を守るために今のうちにできる減災に取り組みましょう。

減災~今すぐできる7つの備え~

共通:台風や地震、洪水などの自然災害に対する減災

地震:地震に対する減災

1.自助・共助(共通)

自助:自分の身は自分で守る

共助:地域や身近にいる人どうしが助け合う

2.地域の危険を知る(共通)

地震ハザードマップや洪水ハザードマップを確認し、自分の住む場所の被害想定などを事前に把握しておきましょう。

3.地震に強い家(地震)

自分の住んでいる家の耐震性に不安があれば、今のうちに耐震診断を受けておきましょう。

4.家具の固定(地震)

背の高い家具・重い家電などは、二次被害を防ぐために、壁や床に固定しておきましょう。

5.日頃からの備え(共通)

外出時に持っていくもの・自宅に用意しておくものを災害が起きる前に用意しておきましょう。

6.家族で防災会議(共通)

家庭内で災害時の連絡先や合流する場所など、話し合いをしておきましょう。

7.地域とのつながり(共通)

ふだんの生活から近所の人たちと挨拶などのコミュニケーションをとっておきましょう。

カスリーン台風の発生から今年で75年目を迎えました

カスリーン台風とは、昭和22年9月に日本に接近し、関東地方を中心に甚大な浸水被害をもたらした台風です。

近年では、令和元年10月に発生した台風19号が関東地方の9河川34か所での決壊という甚大な災害をもたらしました。

マイ・タイムラインを活用しよう

マイ・タイムラインとは、大雨や台風等が接近し風水害の危険性が高まっているときに、自分自身がとる行動を時間の流れに沿って整理したものです。事前に作成しておくことで、急な判断が迫られる風水害時に自分がどのように行動をすべきかなどを表す自分の行動チェックリストとして役立ちます。

マイ・タイムラインの検討でたいせつな「知る」・「気づく」・「考える」

知る

自分が住んでいる場所の災害リスクを知る

気づく

避難行動における課題に気づく、人と話すことで気づく

考える

いつ、どのように逃げるのかを考える

災害情報の収集・連絡方法

情報収集

1つの手段だけではなく可能な限り多い手段で情報を手に入れることを心がけましょう。

テレビのdボタンを活用!データ放送

▶NHKデータ放送

1.NHKにチャンネルを合わせ「d」ボタンを押す。

2.表示項目の中から「地域の防災・生活情報」を選択し、「決定」ボタンを押す。

▶テレ玉データ放送

1.テレ玉にチャンネルを合わせ「d」ボタンを押す。

2.表示項目の中から「市町村からのお知らせ」を選択する。

3.市町村の五十音から「は行」を選択する。

4.「蓮田市からのお知らせ」を選択し、「決定」ボタンを押す。

郵便番号を登録されているかたは、2.・3.は省略されます。

ホームページ

▶市公式ホームページ(避難情報や避難所の開設状況など)https://www.city.hasuda.saitama.jp/

▶埼玉県川の防災情報ホームページhttps://www.pref.saitama.lg.jp/a1007/kawanobousai.html

▶気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/jma/

▶国土交通省川の防災情報ホームページhttps://www.river.go.jp/

メール(事前登録が必要な場合があります)

▶緊急速報メール

災害時の避難情報などを、対象エリアにいるNTTドコモ、ソフトバンク、au、ワイモバイル、楽天モバイルの携帯電話・スマートフォンの利用者に一斉配信するサービスです。

受信設定が必要、未対応の機種もある可能性があります。

SNS

外国人向けの災害情報発信もあります!

災害時情報提供アプリsafetytips

対応言語14か国語(15言語)

英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ネパール語、クメール語、ビルマ語、モンゴル語

防災行政無線(市内の防災情報を放送)

聞き逃した場合は下記の3つの方法で放送内容を確認できます。

市公式ホームページ

市安心・安全メール

防災放送ダイヤル…(電話)765-8671(24時間以内の放送内容が自動音声案内されます)

連絡方法

災害時は、被災地への電話がつながりにくくなります。そのため、下記の方法を用いることが有効な通信手段となります。

▶NTT災害用伝言ダイヤル(171)

固定電話・IP電話・携帯電話から、伝言を録音・再生できます。

録音時間:1伝言当たり30秒

▶NTT災害用伝言板(web171)

携帯電話・スマートフォン・インターネットから、伝言を文字入力・確認できます。

文字数:1伝言当たり100文字以下

▶携帯電話、スマートフォンの災害用伝言版

NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの携帯電話から伝言を文字入力できます。

▶公衆電話

市内には21か所の公衆電話が設置されています。公衆電話は、災害発生時でも通信制限が行われず、通常の電話や携帯電話よりもつながりやすくなっています。詳しくは、NTT東日本ホームページ「公衆電話設置場所検索」で確認できます。

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課広報広聴担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215