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更新日:2022年4月1日

武州鉄道跡

市指定文化財(No.23):武州鉄道跡(ぶしゅうてつどうあと)

蓮田市

武州鉄道跡

武州鉄道客車写真(蓮田市)

市指定記念物・史跡(平成26年10月30日指定)

武州鉄道は、明治45年(1912)に資本金60万円(現在のお金に直すと16億8千万円)で設立された会社で、当初は南埼玉郡綾瀬村蓮田(現蓮田市)から岩槻町(さいたま市岩槻区)を経て同県北足立郡神根村石神(現川口市)の神根駅から蕨を結ぶ計画がされていました。大正13年(1924)に蓮田~岩槻間が開通し、その後、大門(さいたま市)、神根(川口市)16.9kmまで延長されましたが、当初の計画まで延伸されず、岩槻への学生客や人形の購入客等が主で、利用者数が少なく、昭和12年(1937)に業績不振により解散した今では幻の鉄道です。駅数は14駅(起終点駅含む)あり、市内には起点駅として駅東口駐輪場から中央公民館脇に鉄道跡地の面影を偲ぶことが出来、中央公民館脇を近代遺産の史跡として指定しています。

武州鉄道跡

岩槻区馬込(蓮田市境)停留場車站碑

上の写真は、蓮田市境のさいたま市岩槻区馬込に残る停留場跡の車站建設碑です。蓮田駅の次の停車場にあたる所と思われます。

お問い合わせ

所属課室:社会教育課文化財保護担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:162