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更新日:2016年12月1日
埼玉県
県指定有形文化財・考古資料
(昭和51年3月10日指定)
縄文時代前期前半の標式土器である「関山式土器」が発見された関山貝塚の良好な出土資料(1号住居跡一括:8点)で羽状縄文、鋸歯状文、蕨手状文の施文された深鉢形土器8点が指定されています。
関山貝塚は、今から約6,500年前の貝塚で、関東地方の縄文前期の標式遺跡(ひょうしきいせき)です。この貝塚から出土した粘土に植物繊維(しょくぶつせんい)を混ぜて焼いていることと「羽状縄文(うじょうじょうもん)」と呼ばれる縄目(なわめ)の文様がついた特徴的な土器は、関山式土器と呼ばれ縄文時代の土器を分類するときの基準資料の一つとなっています。土器は埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されています。
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