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更新日:2021年8月5日
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閏戸の式三番(翁の舞)
国選択民俗文化財(昭和48年8月5日)
県指定民俗文化財・無形民俗文化財(昭和30年11月1日指定、昭和52年3月29日指定替え)
能大成後のもので、宝永年間(1704年から)に秀源寺の僧が愛宕明神を祭った時に、復活したと伝承されている民俗芸能です。毎年10月第2土曜日(以前は10月14日)に、閏戸の鎮守である愛宕神社の秋祭りに実施され、神社脇の常設舞台で奉納されます。(令和3年の舞の奉納は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。)
白い面の翁(おきな)と千歳(せんざい)、黒い面の三番叟(さんばそう)が次々と舞うもので、舞の中に種蒔きの仕草や烏跳び等の農作業に係わる所作が数多くがあり、謡の文句からも豊年を祈り、繁栄を祝うことをうかがい知ることが出来ます。
また、県内唯一の「式三番」であり、昭和47年8月5日に国選択民俗文化財『記録作成等の措置を構ずべき無形民俗文化財』にも指定されています。
なお、過去に使用されていた衣装・道具などを文化財展示館にて展示しております。
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