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更新日:2017年4月1日
同和問題は、わが国固有の人権問題であり、けっして、同和地区に住んでいる人々だけの問題ではありません。私たち一人ひとりの課題です。
差別の実態など、同和問題に対する正しい理解と認識を深め「差別をしない・させない・許さない」心を持ちましょう。
21世紀は、「男らしさ」「女らしさ」といった『性別』ではなく、「自分らしさ」が問われる時代です。
社会的・文化的につくられた性差(ジェンダー)にこだわらず、とらわれず、「男だから」「女だから」「男は仕事」「女は家庭」などの思い込みや偏見をなくし、ジェンダー・フリーな社会をつくりましょう。
女性が働き手や消費・投資の担い手となっている経済社会を活性化するための総合サイト
世界には、今なお、さまざまな状況の中で苦しみ、救いの手を必要としている子供たちがいます。
わが国でも、いじめや虐待など、さまざまな形で子どもの人権が侵害されています。
子どもの人権を尊重し、子どもの健やかな成長をあたたかく見守りましょう。
高齢者は社会を支える重要な一員です。
本格的な高齢者社会をいきいきとした社会にするために、高齢者の自立と社会参加を一層進めていくことが必要です。
高齢者に対する尊敬と感謝の気持ちを忘れず、高齢者の喜びや生きがいを大切にする社会をつくりましょう。
私たちは、「障がい者」という言葉をあたりまえのように使っていますが、障がいのある方々もより良き人生をめざして力強く生きることを願っています。
社会には、まだまだ障がい者を拒む多くの壁(バリア)が存在していますが、私たちは、心と社会のバリアをなくし(バリアフリー)、だれもが安心して暮らしやすい地域社会をつくりましょう。
「アイヌ」とは、アイヌ語でカムイ(神)に対する人間という意味です。
少数民俗だからといって固有の文化、習慣を否定し民族の違いによる差別をすることなく、アイヌの人々の生活習慣や伝統文化を理解しましょう。
世の中には、さまざまな生活習慣や、文化、宗教を持った人々がいます。
人種、民俗、国籍を越え同じ人間として理解し、共に生活していくために、外国人に対する人権の尊重と相互理解を深め、だれもが暮らしやすい地域社会をつくりましょう。
病気に対する正しい知識と情報を身につけ、患者やその家族、関係者に対する偏見や差別の解消に努めることが大切です。
HIV感染者等を日常生活や職場における人権侵害から守りましょう。
刑を終えて出所した人や、その家族に対する偏見をなくし、だれもが暮らしやすい地域社会をつくりましょう。
ここに紹介した内容の他にも、社会にはさまざまな人権問題が存在します。
最近では、犯罪の被害にあった人、または罪を犯した人、時には少年犯罪の加害者、そして、それらの家族について、マスメディアの不適切な報道、さらには、インターネットにより個人を中傷するというようなプライバシーの侵害などの人権問題があります。
また、地域社会においては、慣習や因習による人権侵害、または職業に対する偏見等も存在しています。差別は自分に関係ない、自分とは無縁のことと思う人がいるかもしれませんが、現実に差別は起きています。
差別に気づかないことは、差別をしていることと同じではないでしょうか。
差別されている立場に立ち、その怒りや苦しみを理解し、差別を許さない行動をとることが人権問題を解決する道につながるのです。
だれもが幸せに暮らせる明るい社会作りのために、なにを、どう考え、どう行動したらよいか皆さんで考えてみましょう。
人権擁護委員が、人権侵害、児童虐待、いじめ問題、近隣トラブルなどの相談に適切なアドバイスを行います。
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