ホーム > 市政情報 > 広報 > 広報はすだ > 広報はすだテキスト版 > 広報はすだテキスト版(令和6年度) > 広報はすだテキスト版(2024年8月号) > 広報はすだ2024年8月号・特集(認知症~支え合う地域づくりをめざして~)
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更新日:2024年8月15日
毎年9月は「世界アルツハイマー月間」、そして9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。アルツハイマー病をはじめとする認知症に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらすことを目標としています。この機会に共に支え合う地域づくりについて考えてみませんか。
問合せ
在宅医療介護課地域包括支援センター(電話)048-768-3111(内線)199
認知症とは、さまざまな原因により脳に変化が起こることで、以前まではできていたことができなくなり、生活に支障をきたしている状態をさします。初期は、加齢による単なる物忘れに見えることが多いですが、進行すると判断力や理解力が衰える、時間や場所が分からなくなる等の症状が表れます。認知症は誰でも発症する可能性があり、厚生労働省の調査によると、65歳以上の7人に1人、予備軍を含めると4人に1人が発症しているといわれています。また、65歳未満でも発症する場合があり、若年性認知症と呼ばれています。
治すことが難しいといわれている認知症ですが、何もできなくなる訳ではありません。周囲のサポートで症状を和らげたり、不安を減らすことができます。しかし、近年では核家族や高齢者のひとり暮らしが多くなり、家族だけではサポートが難しくなってきている現状もあります。認知症のかたが今までの暮らしを安心して続けられるように地域での支援がたいせつです。
認知症のかたやその家族、近所の人や友人など、どなたでも無料で気軽に参加できます。住み慣れた地域の中で人とつながり、交流を楽しめる集いの場です。
各施設にお問い合わせのうえ、ご参加ください。
オレンジカフェ |
はすカフェ |
オレンジの音色 |
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日時 |
毎月第2木曜日 午後1時~3時 |
毎月第2土曜日 午前10時~正午 |
奇数月第4水曜日 午後1時30分~3時 |
場所 |
愛の家グループホーム蓮田黒浜 (黒浜3827-1) |
蓮田よつば病院 (馬込2163) |
農業者トレーニングセンター (井沼1071) |
問合せ |
(電話)765-8200 |
(電話)765-7777 |
(電話)766-0022 (閏戸・平野地域包括支援センター) |
服や持ち物に取り付けておくことで、所在不明となってしまった際に身元がわかるようにします。身元情報は警察等の関係機関と共有し、早期発見を図ります。
対象
市内に在住かつ在宅している40歳以上のかたで、以下の1.~3.のいずれかに該当するかた
1.要介護、要支援の認定を受けているかた2.医師から認知症の診断を受けたかた3.認知症状等により所在不明となる可能性のあるかた
地域でネットワークに登録している事業所や団体等が仕事・活動の中で、高齢者の「困っている様子」「ちょっと気がかりなこと」を地域包括支援センターへ連絡することで見守りを行います。認知症をはじめ、孤立や虐待の防止、消費者被害への対応など高齢者とその家族が抱えるさまざまな問題を地域全体でサポートします。
症状の重さにかかわらず本人または家族からの相談を受け、医療と介護の専門職からなる認知症初期集中支援チームが自宅を訪問し、家庭状況に合わせた支援をします。担当地区の地域包括支援センターにご相談ください。
認知症初期集中支援チーム
対象
40歳以上の在宅で生活する認知症またはその疑いのあるかた
相談例
認知症の診断を受けたいが受診につながらない
症状が重く、介護や対応に困っている
医療や介護サービスを利用したいが、利用につながらない
偶数月第4水曜日に家族同士の交流や介護の悩みの相談、情報交換会を行っています。9月以降の催しは広報はすだまたは市ホームページをご覧ください。
日時
令和6年8月28日(水曜日)午後1時30分~3時
場所
図書館
対象
市内在住の認知症のかたを介護する家族
定員
10人
申込み
前日までに、在宅医療介護課地域包括支援センター(電話)048-768-3111(内線)198へ
介護や健康、家族のことなど、高齢者の総合相談窓口として設置しています。
開所時間
午前8時30分~午後5時15分
休業日
土・日曜日、祝日、年末年始
担当地区
江ヶ崎、川島、黒浜、桜台、笹山、城、椿山、西新宿、西城、藤ノ木、緑町、南新宿
開所時間
午前8時30分~午後5時15分
休業日
木・日曜日、祝日、年末年始
担当地区
綾瀬、御前橋、上、末広、関山、蓮田、東、本町、馬込、見沼町、山ノ内
開所時間
午前8時30分~午後5時15分
休業日
土・日曜日、祝日、年末年始
担当地区
井沼、閏戸、貝塚、上平野、駒崎、高虫、根金
認知症サポーターとは、正しい知識の下、認知症のかたやその家族を温かく見守る応援者であり、自分のできる範囲の活動をします。認知症を自分自身の問題として認識し、友人や家族に学んだ知識を伝えることなども活動のひとつです。
市では小・中学生から大人までさまざまな世代のかたに向けて認知症サポーター養成講座を開催しています。認知症のかたが安心して暮らせる地域づくりを目指してみませんか。受講者には支援の意思を示す「認知症サポーター証」をお渡しします。
日時
令和6年9月26日(木曜日)午後2時~4時
場所
市役所西棟第3・4会議室
内容
1.症状、治療、予防について2.認知症の人への接し方3.認知症の人、その家族の気持ち4.サポーターのできること
定員
30人
どんな活動をしていますか?
小・中学校などで開催される認知症サポーター養成講座にスタッフとして参加しています。講演や簡単な劇を演じて、認知症の正しい知識を広めています。
活動のきっかけは?
友人に誘われ認知症カフェに参加したときに地域包括支援センターのかたから認知症サポーターについて紹介を受け、興味を持ったことがはじまりです。
やりがいを感じることは?
子どもたちに向けて活動する機会が多く、柔軟な考え方やすなおな反応に触れると、自分の知識や考え方が深まっていくことにやりがいを感じます。
今後の目標は?
積極的に活動に参加し、多くの人に正しい知識を広めていきたいです。また、活動の経験を生かして、近所の人の助けになりたいです。
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