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更新日:2020年6月14日
今月は、市が取り組むまちづくりの中心となる事業について紹介します。
問合せ
広報広聴課シティセールス担当(電話)048-768-3111(内線)215
これまでに駅前広場と幹線道路整備を完了した蓮田駅西口再開発事業。最後の柱となる西口再開発ビルは令和2年10月の完成に向け、工事が進められています。店舗や診療所、分譲マンションの他、行政窓口や子育て支援スペース等の公益施設からなる複合施設です。公益施設は令和3年4月にオープン予定です。
平成29年4月に都市整備部産業団地整備課を新設しました。平成30年10月に発足した高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会からの土地区画整理に関わる技術的援助申請に基づき、整備事業の着手に向けた準備を進めています。
令和元年9月、国土交通省から蓮田スマートインターチェンジがフルインター化新規事業箇所に選定されました。今後は、県、東日本高速道路株式会社と連携し、令和元年7月に開業した蓮田サービスエリア(上り線)と改築が予定される蓮田サービスエリア(下り線)を活用し、早期完成を目指します。
蓮田市長中野和信
明けましておめでとうございます。皆様には輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、蓮田市が舞台の映画「あの日のオルガン」の全国公開、蓮田サービスエリア上り線の開業といった蓮田市の話題が広くメディア等で取り上げられ、地域の活性化に大いに寄与した出来事がありました。一方で、大型台風の襲来による自然災害に見舞われた年でもありました。
新年を迎え、蓮田駅西口再開発事業につきましては、10月の駅西口再開発ビルの完成をもって、昭和60年から続いてきた大事業が完了します。また、蓮田スマートインターチェンジのフルインター化についても国からの連結許可を受けて、サービスエリアを活用した市の一大事業として着手する運びとなりました。高虫西部地区産業団地(約26.3ヘクタール)の整備事業につきましても、業務代行予定者が決まり、蓮田市のまちづくりは大きく進展しています。教育分野においても、黒浜中学校大規模改修事業をはじめ、安心・安全で充実した教育環境の整備を進めているところです。
市では今年も、平成30年に策定した蓮田市第5次総合振興計画に基づいて、子育て・教育・基盤整備の3つを柱に、総合的な行政に積極的に取り組んでまいります。本年が、皆様にとりましてすばらしい一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
フルインター化(フル方向化・大型車対応化)が決定した蓮田スマートインターチェンジについてお知らせします。
問合せ
都市計画課道路政策担当(電話)048-768-3111(内線)253
市では、令和元年7月に川島地内にオープンした蓮田サービスエリア(上り線)と、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)が黒浜地内で改築を進めている下り線専用のサービスエリアを活用し、蓮田スマートインターチェンジをフルインター化する予定です。なお、詳細は検討中のため、変更が生じる可能性があります。
商業施設のパサール蓮田は、高速道路からだけでなく一般道からも利用でき、日常的な買い物も楽しめます。蓮田駅東口(4番バス乗り場)と蓮田サービスエリア(上り線)を結ぶ無料シャトルバスを運行していますので、ぜひご利用ください。
市内の名店も出店している他、沿線の東北名物が数多く並んでいます。
蓮田農産物コーナーでは地場産野菜が並べられています。
蓮田スマートインターチェンジ(以下IC)は、平成24年2月、ETC車載器を搭載した車長6メートル以下の普通車・軽自動車・二輪車限定で、東京方面へのみ利用が可能なハーフインター形式で供用が始まりました。市では、蓮田スマートICの設置が検討されていた当初から、車種制限を設けず、フル方向での運用を目指していましたが、日常的に混雑している蓮田サービスエリア内の交通安全上の問題などの理由から、ハーフインター形式で運用されてきました。
当初の蓮田スマートICの1日当たりの平均利用台数は約1500台でしたが、毎年前年を上回る右肩上がりで増加していき、現在は2倍以上の約3600台となっています。また、一般道には混雑箇所が複数存在することから、市民や周辺企業をはじめとする利用者からは、宇都宮方面への利用方向の拡大や、大型車も利用できるフルインター化を望む声が多く寄せられ、近隣市町からも早期実現が期待されてきました。
平成29年7月には、蓮田スマートICのフルインター化について、国として必要性が確認できるスマートICとして準備段階調査箇所に採択されました。採択後は、国・県・警察などの関係機関とNEXCO東日本で構成される準備会において、スマートICの位置や構造、整備費用・整備効果及びその負担区分などについての課題解決に向けた検討を行ってきました。令和元年8月には、実施計画書及び連結許可申請書を国土交通省に提出し、翌9月には連結許可を受け、フルインター化が決定しました。
今後も、県、NEXCO東日本と連携し、高速道路へのアクセス強化、地域住民の利便性の向上、地域経済の活性化などが図られるよう、フルインター整備の早期完成を目指します。
※連結許可…高速自動車国道法に基づき、県道や市道などを高速道路に連結する場合には国土交通大臣の許可が必要となります。
市では、現在、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)からのアクセス面に優れた高虫西部地区において、産業団地整備を推進しています。
問合せ
産業団地整備課産業団地整備担当(電話)048-768-3111(内線)243
高虫西部地区は、圏央道桶川加納インターチェンジから約2・5キロメートルの距離に位置し、主要地方道行田蓮田線、同バイパスにより結ばれる広域高速自動車交通の利便性が高く、蓮田市都市計画マスタープラン改定版(平成27年10月)で工業・流通業務系ゾーンに位置付けられています。また、現在の蓮田市第5次総合振興計画(平成30年3月)でも、圏央道の開通と延伸による地理的優位性を生かした産業集積と雇用創出による地域の活性化を図るため、産業集積拠点内の工業・流通業務系ゾーンに位置付け、産業団地の整備を進めていく地区になっています。
市では、製造業や流通業を中心に優れた交通利便性を生かした企業立地を推進するため、平成29年4月に産業団地整備課を新設しました。高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会からの技術的援助申請に基づき、これまでに、地形及び地区界の測量、環境影響評価の調査計画書の作成などを行ってきました。
今年度は、魅力ある産業団地を創出し事業の実現性を高めるため、業務代行方式による土地区画整理事業を行うことが準備会総会で議決されたことを受けて、業務代行予定者選定に協力しました。
今後も準備会と連携し、地域の理解と協力をいただきながら、最優先で事業化に向けて取り組んでいきます。
高虫西部地区産業団地の整備事業は、地区面積約26.3ヘクタール(約8万坪)の基盤整備を進める事業です。この区域に企業立地による産業集積が進むことによって、雇用の創出をはじめ、地域の活性化などのさまざまな効果がもたらされることが期待されています。
事業名称(予定)
高虫西部土地区画整理事業
事業施行者(予定)
高虫西部地区土地区画整理組合
施行地区
蓮田市大字高虫字正御地、同字高都原及び同字前野の各一部
地区面積
約26.3ヘクタール
高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会会長
廿浦茂さん
高虫産業団地整備計画は、平成19年の蓮田市第4次総合振興計画で平野地区が産業集積ゾーンに位置付けられて以降、土地利用の大転換を目指す地元関係者の熱意からスタートしました。
平成23年12月市議会において、高虫地区への産業立地に係る請願が全会一致で採択され、平成25年10月の高虫土地利用推進協議会、平成30年10月の高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会の結成を経て、土地区画整理事業の業務代行予定者として、エム・ケー株式会社(東京都日野市)を選定しました。
これからも関係者が一丸となり、高虫地区から市のにぎわいを創出していけるよう、一日も早い産業団地の整備実現を目指してまいります。
蓮田市第5次総合振興計画の土地利用構想では、市全体をいくつかのゾーンに分け、それぞれの地区に応じた土地利用の基本方針を定めています。
交通利便性に優れた立地条件のもと産業集積拠点を位置付け、新たな産業の集積を検討しています。
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