更新日：2023年4月3日

市街地開発事業

市街地開発事業とは、地方公共団体が一定の地域について、総合的な計画に基づき、公共施設等の建築物や宅地の整備を一体的に行い、面的な市街地の開発を行うものです。

市街地開発事業には、土地区画整理事業、新住宅市街地開発事業、工業団地造成事業、市街地再開発事業、新都市基盤整備事業、住宅街区整備事業、防災街区整備事業があります。

このうち、本市では、土地区画整理事業と市街地再開発事業を行っています。

区画整理事業

土地区画整理事業は、公共施設の整備改善、宅地の利用の増進を図るために行われる事業です。

土地区画整理事業では、土地の所有者が少しづつ土地を提供し、その土地を道路、公園等の公共施設に充てます。それぞれの土地の所有者にとっては、事業後の宅地の面積は少し小さくなりますが、道路や公園等が整備されたり、宅地が整形化されることにより、住み易く利用価値の高い土地が得られることになります。

本市では、昭和47年に「南新宿地区」を市施行で実施して以来、現在までに4地区で実施済又は実施中となっています。

区画整理事業決定状況

市街地再開発事業

市街地再開発事業は、個別に建っていた従来の建物を取り壊した上で、新しい中高層のビルや住宅に建てかえるとともに、区域内の道路や広場を合わせて整備する事業です。

市街地再開発事業では、事業が行われる以前から土地や建物について権利を持っている人は、それぞれの権利に応じて新しく出来たビルとその敷地に権利が移し換えられることになります。

本市では、昭和60年に蓮田駅西口地区の約2.0ヘクタールが都市計画決定されました。その後、平成3年、平成11年、平成18年、平成20年に変更が行われ、現在の区域面積は、約1.8ヘクタールとなっています。

再開発事業決定状況