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更新日:2016年1月8日

埋蔵文化財の取扱いについて

埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)とは?

埋蔵文化財とは、文化財保護法(以下、法)では「土地に埋蔵されている文化財」とし、その土地を「埋蔵文化財包蔵地」と規定しています。簡単にご説明すると、土地に埋まっている土器や石器のような昔の人の使用していた物(=遺物)が埋蔵文化財で、この埋蔵文化財が埋まっている場所(=昔の人が生活していた集落の跡や貝塚、古墳、城跡など=『遺跡』とも呼ばれます)を埋蔵文化財包蔵地(まいぞうぶんかざいほうぞうち)と呼びます。
この埋蔵文化財は、我が国の歴史を知る上で大変貴重なもので、一度壊してしまうと元に戻すことのできない貴重な国民的財産です。埋蔵文化財を末永く保護・活用し、後世に伝えることは現代の私たちに課せられた責務といえます。

蓮田市内には、131箇所(平成28年1月1日現在)の埋蔵文化財包蔵地が確認されており、埋蔵文化財地図や台帳にまとめて所在を明確にしてあります。

開発行為に伴う埋蔵文化財の取扱い

下記の『埋蔵文化財取扱い手続きのフローチャート』をご参考の上、以下の文章をご覧頂きながらご確認いただくか、下記の埋蔵文化財取扱手続きフローチャートをご参考にして下さい。

埋蔵文化財取扱い手続きのフローチャート(PDF:71KB)

1.埋蔵文化財の所在の確認

土木工事や建築工事などで掘削作業等を伴う場合や開発を計画される際に、その工事(予定)箇所が埋蔵文化財包蔵地に該当するかどうかは、次のいずれかでご確認ください。なお、1,2は確認のみとなりますが、開発などを実施する場所が埋蔵文化財包蔵地内に含まれている場合には、3をご提出いただくことにより、試掘調査を実施して最終的に所在の有無を確認いたします。

  1. 蓮田市埋蔵文化財地図で確認
    蓮田市文化財情報サイト(外部サイトへリンク)でも確認いただけます。
    もしくは、蓮田市埋蔵文化財地図は、蓮田市教育委員会社会教育課窓口(市役所2階)で閲覧できます。なお、細かい図については住宅地図を用意してありますので、そちらでご確認ください。
  2. 市教育委員会に直接、あるいはファックス、電話等でお問い合わせください。(正確な場所をお伝えください。なお、窓口問合せとは異なり、正式な対応とはなりませんことをご理解ください。)
    蓮田市教育委員会社会教育課:ファックス:048-765-1703:電話番号:048-765-1730
  3. 開発地番が埋蔵文化財包蔵地内に含まれている場合と規模の大きな開発計画などの場合は、市教育委員会あてに下記文書で「埋蔵文化財の所在の有無及びその取扱いについて」の照会を行ってください。
    【提出用】埋蔵文化財の所在の有無及びその取扱いについて(照会)(ワード:21KB)
    【見本版】埋蔵文化財の所在の有無及びその取扱いについて(照会)(PDF:55KB)
  • 建築工事の場合、確認申請前に埋蔵文化財の所在の有無を必ずご確認ください。
  • このほか、国・県・市指定の記念物(史跡、名勝、天然記念物)の指定地(国指定史跡黒浜貝塚など)や保存地域では、法や条例等に基づき現状を変更する行為を行う際に申請等が必要な場合がありますので、併せてご確認ください。

【注意】ワード文書を保存した後にご使用ください

2.埋蔵文化財が所在する場合の対応

届出や通知に対する教育委員会からの指示には次のようなものがあります。通常、書類提出後に調整させていただいたのち、試掘調査実施後1週間程度で市教委から文書で回答いたします。

なお、ご不明な点については、埋蔵文化財取扱い手続きのフローチャート(PDF:71KB)でご確認ください。

  1. 発掘調査(試掘調査により遺構等が確認され、計画変更等が不可能な場合には、この回答となります)
    工事実施前に発掘調査を行ってください。下の「4.発掘調査の場合の手続き」を参照してください。
    なお、発掘調査出土品は遺失物法第13条により拾得物として取扱われ、文化財として認定された後、県に帰属します。このため、蓮田市では発掘調査に至る場合には、協議を進めながら事前に『発掘調査同意書及び出土遺物に関する権利放棄書(ワード:23KB)』(特に開発者と実際の地権者が異なる場合には、必ず最初にご提出ください)を提出していただく場合があります。
  2. 工事立会((4)の現状保存の場合には、この回答となります)
    基礎掘削時等に市教育委員会の担当職員が立会います。基礎工事の日程等が決まりましたら事前に蓮田市教育委員会社会教育課にご連絡ください。
  3. 慎重工事(試掘調査の結果、遺構等が開発部分から確認されなかった場合には、この回答となります)
    埋蔵文化財に影響を与えないよう、慎重に工事を実施してください。
  4. 現状保存(試掘調査により遺構等が確認され、保存が可能な場合)
    開発計画地に埋蔵文化財が所在しても、事前協議による工事計画の修正等で埋蔵文化財に影響が及ばないようにして『現状保存(PDF:40KB)』(30センチメートルの保護層を設ける事により)をはかる場合があります。この場合でも、(2)の『工事立会』を実施いたします。
    なお、蓮田市では、埋蔵文化財の保存のために、開発地区保存の(5)『誓約書(ワード:21KB)』を同時に提出いただいております。この書面には開発をされる方の署名・捺印のほか、施行責任者の署名・捺印と代理人(設計責任者)の署名・捺印をご提出いただいております。

3.埋蔵文化財が所在する場合の手続き

文化財保護法では、埋蔵文化財包蔵地の範囲内で工事に伴う掘削作業を行う場合には、民間施工の場合は93条第1項に基づく届出工事着手の60日前までに、国や地方公共団体の場合は法94条第1項に基づく通知を計画策定の段階で、それぞれ市教育委員会経由で県教育委員会へ書類を提出することが義務付けられています。

この届出や通知に基づいて、県教育委員会から工事立会や発掘調査の実施などの取扱いの指示が出されますが、その際に、工事による掘削が埋蔵文化財に影響を与えるかどうかを前に確認する試掘調査を前記のとおり市教育委員会等が行う場合もあります。なお、発掘調査の実施が必要との指示が出た場合には、文化財保護法の規定による諸手続きの期間や発掘調査期間などの日数がかかり工事計画に影響を与える場合もありますので、埋蔵文化財包蔵地にかかる場合には、計画段階で市教育委員会にお問い合わせいただき、埋蔵文化財に影響が及ばない工事計画への変更等の事前調整をされることが望まれます。

【提出用】埋蔵文化財発掘の[届出・通知]について(ワード:37KB)

添付書類と併せ1部提出してください。

【見本版】埋蔵文化財発掘の[届出・通知]について(PDF:135KB)

4.発掘調査の場合の手続き

  1. 調査期間等
    発掘調査は、事業者が市教育委員会等に依頼して実施することになりますが、調査の計画・準備、作業員の確保、機械による表土除去作業、人力による遺構掘下げ作業、完掘後の図面作成や写真撮影、埋め戻しといった現場作業だけでも日数がかかり、その後の出土遺物の整理作業や報告書作成作業も発掘調査の一連の作業となります。個々の遺跡の状況に応じて調査計画を立てることにより、具体的な期間・日程・予算などが決まってきます。
    なお、費用の積算は、『埼玉県埋蔵文化財発掘調査等取扱い基準』に基づき、『埼玉県発掘調査積算シュミレーション』により作成します。
  2. 調査経費
    発掘調査に要する経費は、原則として遺跡の現況を変容させる者(工事の場合は工事主体者)が負担することになります。教育委員会等の発掘主体者に発掘調査を依頼した場合は、この依頼者が発掘調査に要する費用の全額を負担することになります。(原因者負担の原則)
    なお、個人住宅等の(営利を伴わない開発の)場合には、国・県・市からの補助制度がありますので、事前にご相談ください。
  3. 出土した文化財の手続き
    出土した埋蔵文化財の取扱いについては、遺失物法第13条により拾得物として取扱われ、文化財として認定された後、埼玉県に帰属します。
    発掘調査に至った場合には、協議を進めながら事前に『発掘調査同意書及び出土遺物に関する権利放棄書(ワード:23KB)』(特に開発者と実際の地権者が異なる場合には、必ず最初にご提出ください)を提出していただく場合があります。

5.工事中に新しく埋蔵文化財を発見した場合

土木工事等の掘削作業中に新しく埋蔵文化財(土器や石器)を発見した場合には、現状を変更することなく、市教育委員会を通じて県教育委員会に届出・通知(文化財保護法第96条又は97条に基づく遺跡の発見届)をすることが義務付けられています。

【提出用】遺跡発見の[届出・通知]について(ワード:31KB)

【見本版】遺跡発見の〔届出・通知〕について(PDF:105KB)

また、発見された埋蔵文化財の取扱いについては、遺失物法第13条により拾得物として取扱われ、文化財として認定された後、埼玉県に帰属します。

なお、蓮田市では発掘調査に至る場合には、協議を進めながら事前に

発掘調査同意書及び出土遺物に関する権利放棄書(ワード:23KB)』(特に開発者と実際の地権者が異なる場合には、必ず最初にご提出ください)を提出していただく場合があります。

6.埋蔵文化財に関するお問い合わせ先

埋蔵文化財包蔵地及び周辺部での土木工事や建築工事等の掘削工事を計画される場合や、土地を造成する計画のある事業者の方は、あらかじめ市教育委員会社会教育課文化財保護担当:電話番号:048-765-1730(直通)にご相談ください。

この他、ご不明な点につきましてもご連絡・ご相談ください。

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お問い合わせ

所属課室:社会教育課文化財保護担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:162