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更新日:2025年12月9日
失われつつ戦争の肉声を記憶しつづけるために……。
岸田演劇賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。現代演劇の金字塔「マリアの首」(原作:田中千禾夫)を映画化。

上映作品
「祈りー幻に長崎を想う刻ー」(上映時間110分)
出演:高島礼子、黒谷友香、田辺誠一、金児憲史、村田雄浩、柄本明、美輪明宏(被爆マリア像の声)
原作:田中千禾夫「マリアの首」(戯曲)
主題歌:「祈り」(新自分風土記1.~望郷編~)
歌:さだまさし
長崎を最後の被爆地に―祈りとは…許しとは…愛とは…母性とは…昭和32年聖夜の物語
昭和32年暮れ、被爆した浦上天主堂の保存を巡って騒然とする長崎。被爆したカトリック教徒の女性、鹿(しか)。そして、詩集を売りながら、原爆の跡地で自分を犯した憎き男を探している忍(しのぶ)。二人は戦争の記憶と傷跡を残すため、壊れた被爆マリア像の残骸をひそかに盗み集めている。そして雪の降るクリスマスの日。マリアの首を仲間とともに盗もうとするがそこには思いもしない結末が待っていた。
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