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更新日:2025年3月11日
ダイオキシン類は、工業的に製造する物質ではなく、ものの焼却の過程などで自然に生成してしまう物質です。そのため、環境中には広く存在していますが、量は非常にわずかです。
一般に、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類と呼び、コプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB、またはダイオキシン様PCBとも呼ばれています。)のようなダイオキシン類と同様の毒性を示す物質をダイオキシン類似化合物と呼んでいます。
平成11年7月16日に公布されたダイオキシン類対策特別措置法(後述)においては、PCDD及びPCDFにコプラナーPCBを含めて“ダイオキシン類”と定義されました。
【参考:ダイオキシン類パンフレット(環境省)】
市では、「蓮田市第2次環境基本計画」に基づき、毎年2回(夏季・冬季)市内のダイオキシン類の測定調査を実施しています。
なお、測定結果については以下のとおりです。
調査地点 |
夏季 |
冬季 |
年平均 |
基準値(年平均) |
---|---|---|---|---|
北部地区 (根金神社裏ゲートボール場) |
0.0091 | 0.028 |
0.019 |
0.6pg-TEQ/立方メートル |
南部地区 (市役所敷地内) |
0.0091 | 0.017 | 0.013 |
0.6pg-TEQ/立方メートル |
調査地点 |
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
北部地区 |
0.025 | 0.027 | 0.014 | 0.025 | 0.017 | 0.019 |
南部地区 | 0.023 | 0.022 | 0.015 | 0.024 | 0.017 | 0.013 |
1兆分の1グラム
ダイオキシン類には、多くの異性体が存在し、毒性も異なります。ダイオキシンの量を、最も毒性の強い異性体に換算した値で表したものがTEQ(毒性量等)です。
関係リンク(ダイオキシン類)
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