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更新日:2023年7月13日

広報はすだ2023年7月号・特集(省エネ~私たちにできること~)

夏はエネルギー消費が増加する季節です。電気代やガス代の高騰する今、体調に注意しながら無理のない範囲で省エネに取り組んでみませんか。

問合せ

みどり環境課環境担当(電話)048-768-3111(内線)224

省エネルギーの必要性

私たちの生活に必要不可欠なガス、水道はもちろん、現代社会の基礎である鉄道や運輸、通信、製造、サービスなど、あらゆる過程の中で電気エネルギーは、私たちの生活を支えています。これらの電気エネルギーは液化天然ガスや石炭などの燃料を燃焼させることなどによって得られますが、これに伴い大量の二酸化炭素(CO2)が排出されます。二酸化炭素を含む温室効果ガスの大気中濃度が上昇すると、余分な熱が宇宙に放出されず地球に籠もった状態になり、地表の気温が上昇します。これが地球温暖化と呼ばれる現象です。

地球温暖化の影響は多岐にわたり、ここ数十年の気候変動は、気温の上昇や海面水位の上昇、農作物への影響など私たちの生活や自然の生態系にさまざまな影響を与えています。地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量のうち、約85%を化石燃料の燃焼により生じる(エネルギー起源)二酸化炭素が占めています。そのため排出削減にに向けて、省エネの必要性が高まっています。

省エネルギー化の取組み

市では市内の温室効果ガスの削減に取り組んでおり、令和23年度までに平成25年度比73%の削減を目指しています。主な省エネルギー化の取組みとしては、蓮田市公共施設個別施設計画を定め、蓮田駅西口行政センターなど公共施設の照明設備のLED化や市が管理する街路灯のLED化を計画的に進めています。この取組みは、二酸化炭素排出量の削減だけでなく電気料金や球切れによる修繕料などの維持管理費の削減にもつながります。

また、昭和48年度から令和3年度にかけての我が国のエネルギー消費量は、産業部門は減少している一方、家庭部門では1・8倍に増加しています。近年では災害等の影響などから省エネ意識が高まり、低下傾向にありますが、一層の省エネを進めるため、あらためてエネルギー使用を見直すことがたいせつです。一人では効果がないように見えますが、全世帯で省エネに取り組むことで大きな成果が得られます。

家庭における家電製品の一日での電力消費割合(夏季)

13.1kWh/世帯・日

エアコン34.2%

冷蔵庫17.8%

照明9.6%

給湯6.1%

炊事6.5%

洗濯機・乾燥機2.3%

温水便座0.5%

テレビ・DVD4.6%

パソコン・ルーター1.0%

待機電力6.0%

他11.2%

出典

経済産業省資源エネルギー庁「家庭でできる省エネ」

省エネアクション

エネルギー使用を見直してみませんか。一人ひとりが問題意識を持って取り組むことがたいせつです。

全てを1年間実施したと仮定すると年間で約335kg、体積で約170立方メートルのCO2を削減することができます。

自動車に乗らずに、徒歩や自転車・バス・電車を利用する

CO2削減量189g/日

節約金額2389円/年

冷房で部屋を冷やしすぎない(室温28℃目安)

CO2削減量123g/日

節約金額956円/ひと夏

エアコンのフィルターを掃除する

CO2削減量280g/週

節約金額1010円/年

冷蔵庫に詰め込みすぎない

CO2削減量55g/日

節約金額1387円/年

豆知識

冷凍庫には隙間なく詰め込む

冷蔵庫内の温度設定を「強」から「中」に変更する

CO2削減量539g/週

節約金額1952円/年

省エネ型のLED照明にする

CO2削減量791g/週

節約金額2847円/年

部屋を出るときに明かりを消す

CO2削減量19g/日

節約金額485円/年

お風呂が冷めないうちに、続けてお風呂に入る

CO2削減量233g/日

節約金額6155円/年

豆知識

風呂蓋の活用

家電製品を使わないときは主電源を切ったりコンセントからプラグを抜く

CO2削減量70g/日

節約金額1771円/年

豆知識

個別スイッチ付き電源タップの活用

CO2削減量は一人当たりの目安。また、電気料金の変動が大きいため年間節約額は目安。

出典

エコライフDAY&WEEK埼玉2023(夏)チェックシート

ごみを適切に分別することで省エネに

蓮田白岡衛生組合では、家庭ごみの減量のため、ごみの分別を呼びかけています。例えば、雑がみと呼ばれる新聞や雑誌、段ボール、紙パック以外の紙ごみが燃えるごみの中に多く含まれています。雑がみは古紙・布類の収集日に出すことで、資源として再利用することができ、ごみの減量に大きな効果があります。

令和4年度の蓮田市における家庭ごみ総排出量は前年度から473トン減少し、1万6843トンとなりましたが、資源化できる雑がみがまだ多く含まれています。私たちがごみを適切に分別することで、ごみの減量につながり、処分のための運搬や焼却にかかるCO2の排出やエネルギー・燃料消費量を減らすことができます。ごみの減量化は環境への負荷を軽減し、限りある資源を有効に活用することにもつながっています。

ごみ分別アプリを配信しています

蓮田白岡衛生組合が配信しているごみ分別アプリでは、ごみの収集日のお知らせやごみの出し方、出す際の注意点など、ごみに関するさまざまな情報を提供しています。指定した時間に収集日をお知らせするアラート機能もありますのでご活用ください。

問合せ

蓮田白岡衛生組合(電話)766-3738

カーボンニュートラルって?

カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味し、国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。「排出を全体としてゼロ」というのは、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量※から、植林、森林管理などによる吸収量※を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。市では、2050年カーボンニュートラルを念頭におき、自然エネルギーを有効活用するとともに、省エネ活動を充実させて温室効果ガスの排出が少ないまちを目指しています。

人為的なもの。

出典

環境省脱炭素ポータル

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課シティセールス担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215