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更新日:2024年6月1日
ブレスト・アウェアネスとは、女性が生涯を通じて健康で過ごすことができるよう、自ら乳房に関心を持ち、意識する生活習慣のことです。
ブレスト・アウェアネスは、いままでのような乳房の自己触診にとどまるのではなく、【乳房を意識すること】が重要であると提唱されています。
乳房の状態に日頃から関心をもつことにより、乳房の変化に早く気づき、必要に応じて速やかに医師に相談するという正しい受診行動を身につけることができます。
ブレスト・アウェアネスの【4つのポイント】について、以下に挙げます。
普段の生活の中、例えば、着替えや入浴、シャワーのときに、乳房を見て、触って、感じるという、ご自身の普段の乳房の状態を把握することが大切です。しこりを探す=自己触診という行為や意識は必要ありません。
乳房の見方、触り方のポイント(PDF:136KB)をご参照ください。
気を付けなければいけない乳房の変化は、以下の通りです。
「いつもと変わりないかな」という気持ちで取り組みましょう。
乳房の変化が、すべて乳がんの症状とは限りません。
しかし、お気づきになった乳房の変化が、乳がんの早期の症状である可能性があります。
なるべく早く、乳房の自覚症状に気づくこと、医師に相談することで、適切な治療を早い段階で行うことができます。
自覚症状に気づいたときは、次の検診を待たずに、乳腺外来など、専門医の診察を受けましょう。
日本人女性の乳がんの好発年齢は、40歳代後半と50~60歳代です。(国立がん研究センターがん対策情報センターより参照。)
乳がん検診の対象となるのは40歳からですが、乳がんになる人は30歳代後半から増加します。
蓮田市の乳がん検診では、30代の視触診、40歳以上のかたの視触診及びマンモグラフィを行っています。
蓮田市乳がん検診の詳細は乳がん検診ページをご確認ください。
乳房に変化を感じた場合には、すぐに医療機関を受診することが大切です。
しかし、普段の自分の乳房の状態を知らなければ、変化があったときにすぐに気づくことができません。
ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を身につけ、がんを予防しましょう!
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