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更新日:2025年4月28日
子宮頸がんは、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。毎年1万人以上の女性が子宮頸がんにかかり、毎年約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
子宮頸がんの原因は、主にヒトパピローマウイルス(HPV)による感染です。
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防ワクチンは様々なHPV(ヒトパピローマウイルス)のうち、子宮頸がんの約50~90%の原因とされているウイルス感染を防ぐことで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待されています。
厚生労働省が作成したリーフレット等をよくお読みいただき、接種の有効性とリスクを十分にご理解いただいたうえ、お受けください。
小学校6年生から高校1年生相当の女子(標準的には中学校1年生)
平成25年からの接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃したかたに対してのキャッチアップ接種(未接種分を公費で接種できる)期間は令和7年3月31日までとされてきましたが、2024年夏以降の大幅な需要増で接種希望者が受けられないという状況を踏まえ、令和7年3月31日までに1回以上接種しているかたは、令和7年度も2・3回目の接種費用が公費(無料)となりました。
期間:令和8年3月31日まで ※接種期限を過ぎた場合は、全額自己負担
対象:平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日~令和7年3月31日までの間に、HPVワクチンを1回以上接種しているかた ※小学校6年生~高校1年生相当の女性は定期接種の対象です。
注意事項
1.2回目接種と3回目接種には3か月以上の間隔をあける必要があります。今年度内に2回目と3回目の両方の接種を希望する場合は、遅くとも今年の12月末までに2回目のワクチンを接種してください。
2.予診票がないかたは「市役所子ども支援課」又は西口行政センター「プレックス・キッズ」でお渡しします。母子健康手帳を確認しますのでお持ちの上お越しください。
シルガード9(9価ワクチン)⇒令和5年4月1日より、定期接種の対象となりました。
サーバリックス(2価ワクチン)
1か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回
ガーダシル(4価ワクチン)
2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回
シルガード9(9価ワクチン)
<1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合(小6から14歳)>
1回目と2回目の接種は少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
<1回目の接種を15歳になってから受ける場合(15歳の誕生日以降)>
2回目の接種は1回目接種の2か月後、3回目の接種は1回目接種から6か月後の3回接種となります。
いずれのHPVワクチンも原則、同一種類のワクチンを用いて接種完了することとなっています。(※医療機関によって取り扱いのあるワクチンが異なるため、ワクチンの種類については、接種する医療機関へご確認ください。)