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更新日:2020年9月14日

広報はすだ2020年9月号・特集(だまされないで!特殊詐欺)

現在、市内の特殊詐欺の認知件数が前年同期比で5倍と急増しています。年々手口が巧妙化する特殊詐欺の被害を防ぐため、特殊詐欺の現状を特集しました。

問合せ

岩槻警察署(電話)757‒0110、市危機管理課危機管理調整担当(電話)048-768-3111(内線)297

令和元年県内特殊詐欺被害金額…24億5776万円

特殊詐欺とは

特殊詐欺とは、犯人が電話などで親族や公共機関の職員を名乗り、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、根拠のない請求をあたかも実在するかのように見せかけ、金品をだまし取るなどといった犯罪の総称です。オレオレ詐欺、預貯金詐欺、架空料金請求詐欺、還付金等詐欺、キャッシュカード詐欺盗など多様な手口が存在しています。

最近の被害状況

令和元年の全国の特殊詐欺の被害状況は、認知件数が1万6851件、被害金額は約316億円にのぼります。前年度と比較すると認知件数、被害金額ともに減少していますが、依然として高い水準の被害が発生しています。被害は大都市圏に集中しており、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府の5都府県で認知件数全体の67パーセントを占めています。

埼玉県内の状況は、認知件数が1459件、被害金額が約24億6千万円と深刻な被害が発生しています。令和元年の被害金額を手口別に見ると、オレオレ詐欺と預貯金詐欺、架空料金請求詐欺で全体の7割以上を占めています。また、前年比ではキャッシュカード詐欺盗が急増しています。

狙われやすいのは高齢者

特殊詐欺被害者は高齢者、その中でも特に女性が多く、令和元年の県内の特殊詐欺被害者の87・9パーセントが65歳以上、77・4パーセントが女性となっています。岩槻警察署管内で見ても、被害者は23人全員が60歳以上であり、内20人が女性です。高齢者の被害を防ぐには、日頃から家族間で詐欺の対策について話し合うことが重要です。

予兆電話はすぐ通報

電話でお金やキャッシュカードを要求されたときは、詐欺の予兆電話です。

予兆電話が掛かってきたときは、一人で悩まずに家族に相談したり、警察に通報してください。

代表的な特殊詐欺の手口

オレオレ詐欺・預貯金詐欺

電話などで親族や警察官、銀行協会員等を装い、現金やキャッシュカードをだまし取る手口です。宅配便業者を装い、名前を聞き出し、後日電話を掛けてくるケースが多発しています。

ポイント

  • 電話などでお金・カードの要求をされたら詐欺です
  • お金を渡す前に、必ず家族や警察などに確認の連絡をしてください

還付金等詐欺

税務署や市役所等の職員を装い、税金や医療費の還付をすると連絡してきます。電話越しにATMを操作させることで、気づかぬうちに犯人へ送金させる手口です。

ポイント

  • 「携帯電話を持ちATMへ」と言われたら詐欺です
  • ATMの操作で還付金が返還されることは絶対にありません

キャッシュカード詐欺盗

警察官や銀行協会員等を装い、「キャッシュカードが不正利用されている、封印するので、印鑑を探して」などと言って接触し、カードの入った封筒を偽物とすり替えて盗む手口です。

ポイント

  • 他人にカードの暗証番号を教えてはいけません
  • 警察や金融機関の職員などがカードを封筒に入れさせることはありません

架空料金請求詐欺

メールなどで「有料サイトの未払い料金を支払わないと裁判になる」などと根拠のない請求を行い、金銭等をだまし取る手口です。最近は電子マネーを購入させるケースが増えています。

ポイント

  • メールなどで電子マネーの購入を求められたら詐欺です
  • 請求を受けても慌てず、相手に連絡しないでください

Interview

岩槻警察署生活安全課課長

染本博文さん

市内で急増する特殊詐欺について岩槻警察署生活安全課課長の染本博文さんにお話を伺いました。

蓮田市の特殊詐欺発生状況

令和元年の特殊詐欺被害数は8件で、内訳はキャッシュカードをだまし取る手口が7件、現金をだまし取る手口が1件となっています。今年は8月現在で10件の特殊詐欺発生が報告されており、昨年同時期が2件だったのに比べ、5倍となっています。この急激な増え方は詐欺犯や詐欺グループが蓮田市をターゲットにしてきた可能性も考えられるため強い警戒が必要です。

蓮田市はJR宇都宮線で東京や新宿など都心から乗り換えなく来ることができ、東北自動車道の蓮田スマートインターチェンジも利用可能なアクセスのよい地域です。しかし、この便利さは犯人にとって地の利ともなります。

だまされないために

お金などを渡す前に、必ず誰かに相談して冷静に判断してもらうことがたいせつです。犯人にだまされてお金やキャッシュカードを渡してしまった後に、初めて家族に確認して詐欺だと発覚する事例が多くあります。まず、渡す前に必ず誰かに確認をしてください。

息子などの親族をかたる電話がきたときは、まず電話番号を確認してください。もし電話番号が変わったなどと言ってきた場合は、すぐに信じないで必ず元から知っている電話番号に掛け直し、他の家族にも連絡をしてください。また、家族以外でも、隣近所のかたに気軽に声を掛けられるような関係を築いておくことがたいせつです。

地域ぐるみの対策

現在、岩槻警察署では管内の銀行と農協、郵便局を含めた全ての金融機関、コンビニエンスストアとホットラインによる24時間の通報・情報提供体制を構築しています。金融機関や店舗のかたには負担をお掛けしていますが、声かけ等のご協力をお願いしています。

岩槻警察署の取組み

岩槻警察署としては、常日頃から特殊詐欺に対して警戒しています。もし予兆電話があればすぐに対応に当たり、駅構内や駅近くのATMを巡回、電車で来る犯人や不審者に職務質問などを行います。携帯電話で話をしながらATMを操作している高齢者を見かけたら、必ず声を掛けて確認しています。

詐欺の始まりは電話

いずれの手口も最初の犯人との接点は「電話」です。「私はだまされない」と多くの人が思っていますが、電話で声を聞くと信じてしまいます。被害に遭わないための対策として、「在宅中でも留守番電話に設定」、「ナンバーディスプレイで相手を確認」、「録音メッセージを開いて、相手を確認してから出る」を心がけてください。電話に出なければ、だまされることはありません。犯人はさまざまな人物を装って電話を掛けてきます。電話は顔が見えないため、特殊詐欺について知っていてもだまされてしまうことがあります。お金やキャッシュカードの話題が出たら必ず誰かに相談するということを忘れないでください。

Topics特殊詐欺被害防止啓発活動

市では、多発する特殊詐欺被害を受けて、被害者を一人でも減らすため、8月3日から8月31日まで市職員のべ320人を動員し、特殊詐欺防止の広報活動を実施しました。防災行政無線放送による注意喚起を定期的に行うとともに、青色防犯パトロール車などで「特殊詐欺被害防止アナウンス」を放送しながら2班体制で1日4回市内を巡回しました。

また、8月17日と19日に、岩槻警察署と合同で、一般家庭への戸別訪問による啓発活動を実施しました。2日間で蓮田駅周辺の約300世帯を訪問し、啓発チラシ配布と詐欺への警戒をお願いしました。

今後も地域防犯団体協力のもと、詐欺被害の撲滅を目指します。

問合せ

危機管理課危機管理調整担当(電話)048-768-3111(内線)297

不審な電話を受けたときは…

ためらわず、すぐ110番または警察署にご相談ください!

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課広報広聴担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215