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更新日:2024年6月4日
ナガミヒナゲシはヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、4月から5月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせます。特定外来生物や生態系被害防止外来種には指定されていませんが、繁殖力の強い外来の植物で、一個体に100個程度の果実をつけ、一つの果実に1600粒程度の種子が入っており、爆発的に繁殖が広がる恐れがあります。
ナガミヒナゲシの茎や葉には、植物毒である「アルカロイド」が含まれています。茎から出る、アルカロイドを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こす恐れがあるため、ご注意ください。
ナガミヒナゲシの花
(出典:国立環境研究所HPより)
蓮田市内にも身近に存在する外来生物です。
敷地内等で見かけたら、早めの駆除にご協力ください 。
1.根から抜き取る、または、地上近くで刈り取る(種が飛ばないよう十分注意してください。)
2.袋に入れて枯らせる。(種子や根を落とさないように袋を密閉してください。)
3.燃えるごみとして出す。
※種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。
※花が咲く前のロゼット(図1・地面に葉が広がって立ち上がっていない状態)の時期に駆除すると効果的です。
※素手で触るとかぶれる可能性もあるので、手袋をつけて作業しましょう。
(図1)ナガミヒナゲシのロゼット
(出典:国立環境研究所HPより)
【参考】
・ナガミヒナゲシ / 国立環境研究所 侵入生物DB(外部サイトへリンク)
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