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更新日:2023年8月14日

広報はすだ2023年8月号・見沼代用水ができて、もうすぐ300周年を迎えます

見沼代用水ができて、もうすぐ300周年を迎えます

今から約300年前の江戸時代に、当時幕府の役人であった井澤弥惣兵衛為永が、わずか6か月という短期間で見沼代用水を造ったことをご存じですか。

18世紀初頭、8代将軍の徳川吉宗は米の増産によって幕府の財源を再建するため、新田開発を奨励しました。それまでは地域の比較的狭い地形を有効に利用した「溜井(溜池と同じ)」を水源としていましたが、そのかんがい面積はすでに限界に達していました。吉宗に招聘(へい)された「紀州流」の優れた土木技術者、井澤弥惣兵衛為永はより広域の水源の利用の可能性を検討し抜本的な改善策を考えました。享保13年(1728年)、井澤弥惣兵衛為永は当時利用していた見沼溜井を廃止、干拓し、代わりの水源を確保するため、約60km離れた利根川から引水する見沼代用水(見沼に„代わる”用水)を完成させ、現在の姿となりました。現在も利根大堰で取水し、行田市・蓮田市・さいたま市・川口市など、県内15市2町を流れる約80キロメートルの農業用水で、日本三大農業用水の一つです。

令和元年には歴史的・技術的な価値が認められ、世界かんがい施設遺産に認定されました。

はすだ観光協会設立30周年企画見沼代用水歴史講演会を開催します

日時

令和5年9月30日(土曜日)午後1時、開場正午

場所

ハストピア(総合文化会館)

内容

第1部:貴重な映像の上映「見沼代用水-先人の土木技術-」、第2部:講演1.井澤佳代さん(井澤弥惣兵衛為永の本家ご子孫・井澤弥惣兵衛さんを知ろう会会長)、山添高道さん(同事務局長)、講演2.見沼代用水土地改良区職員

定員

500人

費用

無料

申込み

令和5年9月20日(水曜日)までに、参加する全員の氏名・年齢・住所・電話番号・9・30歴史講演会希望と記入し、FAX765-1700または申込み専用フォーム

問合せ

はすだ観光協会事務局(商工課内)(電話)048-768-3111(内線)237

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課シティセールス担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215