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更新日:2023年4月1日

おいしい蓮田の梨ができるまで

おいしい梨は、剪定や防除などの基本的な作業や、芽かきや花かけ、実すぐりなどの手間をかけて、育てる必要があります。

主な作業

剪定(せんてい)(11月から2月)

良い果実をつける枝を残します。また作業をしやすくするように枝を整えます。

剪定作業

芽かき(めかき)(3月)

大きな実にするために着花(実)の数を制限します。

花かけ(はなかけ)(4月)

花粉をとって直接受粉させます。

交配作業

実すぐり(みすぐり)(5月・7月)

病気や傷のついた芽(実)などをとり、大きくて形のいい果実を残します。

収穫(8月~9月)

色づいた実を収穫します

収穫作業

出荷(8月~9月)

久喜市菖蒲町小林にあるJA南彩梨選果センターで梨の選果を行います。

旧JA南彩蓮田梨選果場で導入した光センサーによる非破壊選果機を利用しています。

なしの中にいっぱいつまった「甘さ」や「おいしさ」、またなしの顔である「色」を丁寧にみることができ、甘くておいしいなしがみんなの口の中に届けられるのです。

選果の流れ図

安全でおいしいなしをつくるための取り組み

市内の多くのなし農家さんは、安全でおいしいなしをつくるために、次のような取り組みを行なっています。

  • 堆肥使用した環境にやさしい土つくりの取り組み
  • 害虫の交配を乱す資材を使用して農薬の散布回数を減らす取り組み

また、市ではビャクシン類の植物がもたらす病気、赤星病を防ぐための農薬を減らす取り組みを行っています。市では、農園の近所のみなさんにビャクシン類を植えないよう「蓮田市梨栽培環境保全事業推進協議会」を設置して広報などでPRしています。

ビャクシン類
かいづかいぶき、びゃくしん(いぶき)、たまいぶき、くろいぶき、たちびゃくしん、みやまびゃくしん(しんぱく)、はいびゃくしん(そなれ)、ねず(ねずみさし)、はいねず(おおしまはいねず、みやまねず)、およびスカイロケット

お問い合わせ

所属課室:農政課農産担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:232