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更新日:2023年4月1日
なしには、日本なし、中国なし、西洋なしの3種類があります。単になしと言えば日本なしを指します。栄養価は低いのですが、食味がよく日本での生産量はみかん、りんごに次いで第3位です。なしの特長であるシャリッとした歯ざわりは、他の果実で味わえない清涼感があります。そのため、英語ではその歯ざわり感からサンド・ペアー(砂のなし)と呼ばれています。
また日本では古くから果実のことを「水菓子」と言いますが、9割近くが水分であるなしには、まさにこの言葉がピッタリです。
なしには、食物繊維が含まれており、おなかの働きをよくし、体の調子を整えるのに効果があります。酸味は消化液の分泌をよくしたり、疲労回復を早めたりします。さらに、なしはさっくりとした歯ごたえで、口の中をきれいにすることにより、むし歯を防ぐのにも役立つといわれております。また、最近では血中コレステロールを下げたり、動脈硬化を防ぐのにもよいといわれています。
ですから、食事の後や疲れた時に食べるとよいでしょう。また利尿効果もあるので、二日酔いの時に食べると最適です。
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