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更新日:2025年2月26日
深井戸は地下深くから水を汲み上げるための設備です。
浄水場の周辺には、10本の深井戸が掘られており、ここから地下水をポンプで汲み上げ浄水場へ送ります。
これらの井戸の深さは250メートルあり、浄水場からの遠隔操作で運転ができるようになっています。
着水井は深井戸から汲み上げられた地下水が最初に到着する施設です。
ここでは地下水に塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を加えて消毒します。
浄水場には、着水井が2箇所あります。
地下水に消毒剤である塩素(次亜塩素酸ナトリウム)を注入するため、貯蔵タンクと注入ポンプがあります。
接触池は地下水と塩素(次亜塩素酸ナトリウム)をよく混ぜ合わせる施設です。
塩素は地下水の滅菌消毒と、その中に含まれている鉄やマンガンを酸化させ、ろ過機でろ過しやすくします。
浄水場には、接触池が2箇所あります。
急速ろ過機は地下水に含まれている鉄やマンガンをろ過して取り除く設備です。
浄水場には、急速ろ過機が4基あります。
埼玉県企業局から受水している水(県水)を浄水場に受入れるため、綾瀬川・見沼代用水を渡る水管橋です。
配水池は急速ろ過機でろ過された水(浄水)と埼玉県企業局から受水している水(県水)を、貯水する施設です。
配水池は浄水場に6池、黒浜地区にある黒浜配水池場に1池あります。
配水ポンプは水道水の使用量に合わせて、配水池に貯水された水を市内に送り出すための設備です。
自家発電機は落雷などによる電気の供給停止に備えて、浄水場内で使用する電気を作るための設備です。
自家発電機は浄水場に1基、黒浜地区にある黒浜配水池場に1基あります。
中央監視操作施設は浄水場全体の運転管理及び場外施設の遠隔操作を行う部屋です。
操作卓のモニターから浄水場を運転管理するための、様々な情報を把握することができます。
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