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更新日:2016年12月1日
市の最南端・辻谷(つじや)の里には「寅子石(とらこいし)」と呼ばれる板碑が建っています。高さ4メートルの県下で2番目に大きい板碑で、鎌倉時代の延慶4年(1311年)に唯願法師(ゆいがんほうし)が真仏法師(しんぶつほうし)(親鸞(しんらん)の直弟子)の報恩供養のために建てたものです。
「昔、この付近の長者の寅子というたいへん器量よしの一人娘がいた。近在の若者からの縁談がひきもきらず、胸を痛めるようになってしまった。そして、自らの命を絶ってしまった。若者たちは大いに悔い悩み、寅子の供養塔を建てた」という伝承があり、地元では「寅子石」と呼ばれるようになりました。
寅子石
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