ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化財 > 文化財 > 指定文化財等 > 板石塔婆(通称「寅子石」)
ここから本文です。
更新日:2022年4月1日
蓮田市
県指定有形文化財・考古資料(昭和40年3月16日指定)
延慶4年(1311年)、唯願法師が真仏法師(親鸞の直弟子)の、報恩供養のために建立したものであり、板碑では県内2番目の大きさを誇り、高さ4メートルもあります。写真のとおり蓮台上に「南無阿弥陀仏」の字が大きく刻み込まれています。
通称『お寅子石(おとらこいし)』と呼ばれ、「寅子伝説」と呼ばれる悲しい伝説が地域に残されており、これに因んで、3月8日の寅子の命日には、辻谷の女性たちを中心に寅子供養が今でも行なわれています。
東部地域の板碑数は、年号のわかるもので1,378基あり、破片も含めると3,000を超えるものが確認されていますが、高さ4メートルという大きさは、本地域では傑出した大きさを誇っています。
お問い合わせ