更新日:2019年1月30日
十三塚古墳出土遺物
市指定文化財(No.10):十三塚古墳出土遺物(じゅうさんづかこふんしゅつどいぶつ)
市指定有形文化財・考古資料(平成13年6月27日指定)
蓮田市
昭和39年に発掘調査が実施され、その当時は直径24メートル、高さ3メートルの大きさが確認されていた7世紀後半の古墳で、直刀2振・勾玉2点、須恵器(フラスコ瓶)2点、刀子、鎌、鉄鏃、土師器(坏)等が出土していますが、平成9年の再調査で須恵器(フラスコ瓶)1点、鍔1点が出土し、特に代表的な出土品7点を指定しています。
- 直刀(両刃):長さ69.0センチメートル、幅-センチメートル、厚さ-センチメートル(鉄製)
- 直刀(片刃):残存長80.0センチメートル、幅-センチメートル、厚さ-センチメートル(鉄製)
- 勾玉:長さ3.3センチメートル、幅2.2センチメートル、厚さ1.2センチメートル、重量10.7グラム(材質不明)
- 勾玉:長さ3.7センチメートル、幅2.2センチメートル、厚さ1.2センチメートル、重量11.7グラム(材質不明)
- フラスコ瓶:口径7.9センチメートル、頚部径4.8センチメートル、胴部径16.2センチメートル、器高23.3センチメートル(須恵器)
- フラスコ瓶:口径7.8センチメートル、頚部径3.9センチメートル、胴部径13.7センチメートル、器高19.5センチメートル(須恵器)
- フラスコ瓶:口径9.0センチメートル、頚部径4.3センチメートル、胴部径16.1センチメートル、残高13.5センチメートル(須恵器)
この他に鉄鏃30数点、鉄鎌1点、土師器(坏)が出土しています。
なお、指定品については、文化財展示館にて展示しております。