更新日：2021年9月16日

黒浜式土器1

黒浜貝塚群出土遺物「黒浜式土器（くろはましきどき）」

蓮田市

県指定有形文化財・考古資料（平成20年3月14日指定）

（旧市指定文化財第8号）

写真のとおり黒浜式土器の好資料であり、本土器は天神前遺跡55号土坑から出土（1点）したものです。

黒浜式土器の中でもその文様の特徴をよく表現したもので、羽状縄文を菱形状に組み合わせて転がし、この菱形部分を強調するように爪形文（つめがたもん）と呼ばれる模様が強調されています。

大きさは、口径40.5センチメートル、頚部径28.0センチメートル、底径11.5センチメートル、器高45.6センチメートルを測り、黒浜式土器の中でも非常に大きいものです。

市指定文化財であったものが、平成20年3月14日に県指定文化財となりました。