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更新日:2016年12月1日

関山式土器2

市指定No.7関山式土器(せきやましきどき)

関山式土器2

市指定有形文化財・考古資料(平成13年6月27日指定)

蓮田市

縄文時代前期前半(約6,500~6,000年前)の土器型式の一つで、標式土器として出土地の「関山」の名が付されています。4号住居跡出土土器(2点)。

  1. 推定口径18.0センチメートル、底径9.0センチメートル、器高31.5センチメートル
  2. 推定口径23.4センチメートル、底径-、残存高23.8センチメートル。関山貝塚4号住居跡出土(2点)

県指定「関山式土器」が1号住居跡出土であり、同じ関山貝塚からの出土品となり、Aは県指定と同一住居内の土器と接合関係が確認されています。また、関山貝塚では、現在までに関山式期の住居跡8軒、貝塚6ヶ所が確認されています。

型式細分がされる以前は「蓮田式土器」と呼ばれていましたが、これが研究の進展により「花積下層式土器」、「関山式土器」、「黒浜式土器」と細分されました。これらの土器は共通して「羽状縄文(うじょうじょうもん)」と呼ばれる鳥の羽に似た縄目模様が特徴として挙げられます。

お問い合わせ

所属課室:社会教育課文化財保護担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:162