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更新日:2021年9月14日

広報はすだ2021年9月号・特集(SDGs~持続可能な社会のために~)

SDGsとは、よりよい未来を実現するための世界共通の目標のことです。地球を、私たちのまちをずっと暮らしていける場所にするため、一人ひとりができることから取り組んでいきましょう。

問合せ

政策調整課政策調整担当(電話)048-768-3111(内線)228

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

SDGsとは、2015年9月に開催された国連の「持続可能な開発サミット」で、国連加盟国である193か国全てが賛同した2016年から2030年までの達成を目指す世界共通の目標です。「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と訳されます。この目標は「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」の中で定められたもので、17の目標(到達のビジョン)、169のターゲット(具体的な到達点)があります。

SDGsに法的拘束力はありませんが、全ての国がこの目標の達成に当事者意識を持って取り組むことが求められています。そして、SDGsを達成するためには、国や自治体、企業だけではなく、全ての人々の協力が必要です。

17の目標、169のターゲットとは

2030年アジェンダの「誰一人取り残さない」という重要な理念に沿って17の目標と169のターゲットが設定されました。

これらは、貧困や環境問題の解決、経済成長等の多様な目標を掲げています。全ての目標に相関関係があるため、総合的に取り組むことが必要であり、一つの取組みの達成が他の目標の達成につながることがあります。

そして、これらの目標は、「人間」、「豊かさ」、「地球」、「平和」、「パートナーシップ」の5つの領域に分類されます。

なぜSDGsに取り組まなければならないのか

SDGsは、私たちや子や孫、その先の世代が安全に、安心して地球で暮らし続けられる、より良い未来を実現するために欠かせないたいせつな目標です。現在、地球上では飢餓や貧困や、差別やハラスメント、地球温暖化や自然災害の発生、経済格差の拡大等、社会、環境、経済の面でさまざまな問題を抱えており、これらを解決する必要があります。

169のターゲットは、私たちの暮らしに関わっているものがたくさんあり、SDGsは身近な目標です。意識を変え行動することで、未来の「持続可能な」豊かさにつながっていき、SDGsを達成することができます。ふだんの私たちの行動も、SDGsの取組みに該当していた、ということに気づくかもしれません。

2030年までの達成を目指す17の目標

SDGs17の目標は5つの領域に分類されます(5つのP)

People(人間)

貧しさを解決し、健康に(目標1、2、3、4、5、6)

Prosperity(豊かさ)

経済的に豊かで、安心して暮らせる世界に(目標7、8、9、10、11)

Planet(地球)

自然と共存して、地球の環境を守る(目標12、13、14、15)

Peace(平和)

争いのない平和を知ることから実現(目標16)

Partnership(パートナーシップ)

みんなが協力し合う(目標17)

SDGs市の取組み

災害に強いまちづくり

防災体制の強化のため、防災備蓄品の計画的な整備や災害ハザードマップの作成、情報通信手段の充実を図るとともに、自主防災組織の整備や防災訓練等の支援を行っています。また、災害時の支援及び復興・復旧体制の強化のため、さまざまな事業者や自治体と協定等を締結し、連携を深めています。

併せて、災害に強い上下水道設備の更新などを行っています。

幅広い住民サービスの提供拠点

今年4月2日に、蓮田駅西口行政センターを開設しました。土・日曜日も開所しており、市役所の出張所としての「行政サービスコーナー」と、子育てを総合的に支援する「子育てサポートコーナープレックス・キッズ」、高齢者の相談窓口として「蓮田地域包括支援センター」を設置しています。また、災害時に備えた防災倉庫や会議室等の貸出施設も設置しており、幅広い住民サービスの提供が可能な施設です。

こども医療費の助成や保育園の建設

子育てに関わる不安や負担を減らすための取組みを行っています。医療費の負担を軽減するため、満18歳の年度末までの入院・通院にかかる保険診療分の一部負担金を助成しています。また、待機児童の解消のため、社会福祉法人等が行う保育園の整備費の一部や施設運営費に対して補助金を交付しています。

情報化社会に向けた、学びやすい環境の整備

蓮田市の小・中学生の学力は県内上位です。児童・生徒が情報やデータを主体的に収集・選択・活用・発信し、学習することができるよう、一人に一台のデジタル機器の導入を行い、学校のICT(情報通信技術)環境づくりのため、校内LAN環境の整備を進めています。

また、教育環境の充実を図るため、校舎・体育館の耐震化工事、校舎へのエアコンの設置を完了しました。

地域で支え合う福祉の推進

誰もが孤立することなく地域に溶け込める機会を創出しています。障害者への総合的な支援体制の確保や、社会参加の推進を行い、ノーマライゼーション社会の確立のための取組みを行っています。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で外出の機会が無くなり、運動量が減ったかたに楽しく介護予防を行ってもらうための取組みをしています。

平和・平等への取組み

平和に対する意識の啓発、平和のたいせつさの推進のため、平和行政推進事業を行っています。令和3年度に行う平和の映画会では、太平洋戦争末期に東京から平野村(現在の蓮田市)の妙楽寺へ疎開してきた保育園児と保育士の実話を映画化した「あの日のオルガン」を上映します。また、はすだ男女共生プラン2025に基づき、男女平等の意識作りや人権相談等を通して男女間の暴力の防止活動を行っています。

SDGs実現のため、さまざまな機関との連携を進めています

「SDGs推進に関する包括連携協定」を締結しました。

6月23日、蓮田市と蓮田市商工会青年部(飯野信一部長・写真右)、一般社団法人蓮田青年会議所(杉井謙太理事長・同右から2番目)、一般社団法人医介(田口仁理事・同左から2番目)及び三井住友海上火災保険株式会社(源長哲司理事埼玉支店長・同左)は、「SDGs推進に関する包括連携協定」を締結しました。

今後、SDGsの推進や、産業振興・観光振興・中小企業の支援、防災・減災・リスクマネジメントに関すること、地域・暮らしの安全・安心に関すること、地域包括ケア・高齢者・障がい者支援・健康増進に関することなどを連携し協力していきます。

日常生活におけるSDGsへの取組み

ふだんの生活の中には、SDGs実現のために取り組めるものがたくさんあります。私たちにできることを考え、取り組みましょう。

SDGsに関心を持つ

SDGsについて本を読んだり、学んでみよう

SDGsに関するイベントなどに参加しよう

自分にできるSDGsについて考えてみよう

社会のために

食材廃棄をなくそう

移動の際は、公共交通機関を利用しよう

健康づくりに取り組もう

家事や育児を平等に分担しよう

性的少数者への理解を深めよう

クリーン作戦や防災訓練等に参加しよう

経済のために

ワーク・ライフ・バランスを考えて働こう

SDGsに取り組んでいる企業の商品やサービスを選択しよう

「エシカル消費(倫理的消費)」(社会、環境、地域に配慮した商品やサービスを選んで消費する)に取り組もう

環境のために

水道の蛇口をこまめに止めて節水しよう

食器を洗う前に油汚れ等をふき取ろう

LED電球を使用し、節電しよう

使い捨て製品を使う機会を減らそう

お問い合わせ

所属課室:広報広聴課シティセールス担当

埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1

電話番号:048-768-3111

内線:215