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更新日:2024年7月24日

熱中症は予防が大事!

熱中症予防啓発

熱中症予防啓発ポスター

急増中!熱中症にご注意を!

これから本格的な夏に向けて、気温が上昇していく中、全国的にも熱中症の発生が懸念されます。昨年度(令和5年5月~9月)は全国的に過去2番目に多い熱中症の傷病者が発生しました。(前年比20,438人増)

市内においても熱中症の傷病者が増加傾向にあり、熱中症が原因と思われる死亡事案も発生しております。

市民の皆様には、適宜マスクを外すなど熱中症予防、こまめな水分補給に努めていただくようお願いします。

下記の動画にて、ご説明の動画をご覧いただけます。

 

熱中症予防啓発ポスター

熱中症予防啓発動画(外部サイトへリンク)

熱中症とは?

暑さや熱によって体に障害が起きることを「熱中症」といいます。

「中る(あたる)=毒気を身に受ける」という意味をもつことが言葉の由来です。

熱中症は、その原因や症状、程度によって「日射病」「熱けいれん」や「熱疲労」など様々な呼び方をされてきましたが、

厳密に区別することが難しく、最近ではひとまとめにして「熱中症」と呼ぶことが多くなっています。

重症の熱中症は緊急を要する危険な状態で、我が国でも毎年多くの人が熱中症で命を落としています。

 

こんな症状があったら熱中症をうたがいましょう!

1.手足の筋肉に痛みが生じたり、筋肉が勝手に収縮したりする。熱中症にご注意を

2.体のだるさ吐き気を訴える。

3.頭痛めまい立ちくらみが生じる。

4.頭がボーッとして注意力が散漫になる。

5.意味不明な言動がみられる。

 

熱中症の応急手当の方法

1.涼しい環境に退避させる。

風通しのよい日陰や冷房が効いている室内などが適しています。

2.衣服を脱がせ、体を冷やす。

体から熱をとるには、うちわや扇風機で風を当てることが一番効果的です。

衣服を脱がせて皮膚を露出し、あまり汗をかいていないようであれば、皮膚に水をかけて濡らしながら

風を当てます。皮膚を濡らすには、冷たい水よりもぬるい水の方が効果的です。

氷のうなどが準備できれば、首、脇の下、太ももの付け根などに当てると冷却の助けになります。

熱中症の応急手当のイラスト

119番通報が必要な場合

意味不明な言動があるなど意識が朦朧としていたり、体温が極端に高い救急車のイラスト

場合には、直ちに119番通報しましょう。

また、自分で水が飲めない場合も、直ちに救急車を要請しましょう。病院で

点滴による水分補給を受ける必要があります。このような場合、無理に水を

飲ませようとしてはいけません。誤って肺に入ってしまう危険があります。

 

救急電話相談のイラスト

「病院に行った方がいいの?」「救急車を呼んだ方がいい?」

救急車を呼べきか困ったときは、「#7119」にご相談を!

https://www.city.hasuda.saitama.jp/shobo/20160929.html

 

熱中症予防のポイント

1.部屋の温度をこまめにチェック!水分補給を促すイラスト

2.室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう!

3.のどが渇かなくてもこまめに水分補給!

4.外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!

5.暑さ指数(WBGT)をチェックし運動しましょう!

6.無理をせず、適度に休憩を!

7.日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!

8.子供を車の中に置き去りにしない!

 

熱中症は必ずしも炎天下で無理に運動した時だけでなく、車内置き去りに注意を呼びかけるイラスト

特に乳児やお年寄りは冷房のない暑い室内や車の中に

長時間いるだけでも生じます。

真夏の炎天下の車内ではエンジン(エアコン)停止後15分ほどで危険な温度に達します。

 

こんな日は熱中症に注意!

急に暑くなった日活動の初日などは、特に注意が必要です。湿度の高さに気をつけるイラスト

熱中症は、人間の体調暑さに対する慣れなどが影響して起こります。

人間の体は、暑い環境での運動や作業を始めてから3~4日経たないと、

体温調節が上手になってきません。そのため、急に暑くなった日や久しぶり

に暑い環境で活動した時には、熱中症で倒れる人が多くなっています。

気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い日風が弱い日体が暑さに

慣れてない時は、要注意です。

 

高齢者・幼児は、特に注意!!

熱中症患者のおよそ半数は、高齢者(65歳以上)の方です。高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、

発汗など体から熱を逃がす機能も低下します。また、加齢により、のどの渇きに対する感覚も鈍くなります。

このため、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をする必要があります。

幼児に関しては、体温調節機能が十分発達していないため、熱中症にかかりやすくなります。

特に晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、大人以上に暑い環境にさらされています。

暑い日は無理をさせず、こまめに気を配り、熱中症を予防しましょう。

特に近年、高齢者の方が散歩中に熱中症になってしまい、転倒する事案も多発しています。

 

小児の特徴をまとめたイラスト高齢者の特徴をまとめたイラスト

 

熱中症対策リーフレット

総務省消防庁が作成した熱中症対策のリーフレットです。

 熱中症対策リーフレット

(内容)
(1)リーフレットの全体像(おもて表紙)
(2)熱中症とは?、熱中症の分類と対処方法、熱中症の応急手当(見開き左)
(3)熱中症予防のポイント
(4)過去の熱中症による救急搬送の状況(うら表紙)

 

 

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お問い合わせ

所属課室:消防課

電話番号:048-768-0119