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更新日:2023年7月5日
熱中症にご注意を!
これから本格的な夏に向けて、気温が上昇していく中、全国的にも熱中症の発生が懸念されます。昨年度(令和4年5月~9月)は全国的に過去3番目に多い熱中症の傷病者が発生しました。(前年比23,152人増)
市内においても熱中症の傷病者が増加傾向にあります。市民の皆様には、適宜マスクを外すなど「新しい生活様式」にも対応した熱中症予防、こまめな水分補給に努めていただくようお願いします。
下記の動画にて、ご説明の動画をご覧いただけます。
暑さや熱によって体に障害が起きることを「熱中症」といいます。
「中る(あたる)=毒気を身に受ける」という意味をもつことが言葉の由来です。
熱中症は、その原因や症状、程度によって「日射病」「熱けいれん」や「熱疲労」など様々な呼び方をされてきましたが、
厳密に区別することが難しく、最近ではひとまとめにして「熱中症」と呼ぶことが多くなっています。
重症の熱中症は緊急を要する危険な状態で、我が国でも毎年多くの人が熱中症で命を落としています。
1.手足の筋肉に痛みが生じたり、筋肉が勝手に収縮したりする。
2.体のだるさや吐き気を訴える。
3.頭痛やめまい、立ちくらみが生じる。
4.頭がボーッとして注意力が散漫になる。
5.意味不明な言動がみられる。
1.涼しい環境に退避させる。
風通しのよい日陰や冷房が効いている室内などが適しています。
2.衣服を脱がせ、体を冷やす。
体から熱をとるには、うちわや扇風機で風を当てることが一番効果的です。
衣服を脱がせて皮膚を露出し、あまり汗をかいていないようであれば、皮膚に水をかけて濡らしながら
風を当てます。皮膚を濡らすには、冷たい水よりもぬるい水の方が効果的です。
氷のうなどが準備できれば、首、脇の下、太ももの付け根などに当てると冷却の助けになります。
意味不明な言動があるなど意識が朦朧としていたり、体温が極端に高い
場合には、直ちに119番通報しましょう。
また、自分で水が飲めない場合も、直ちに救急車を要請しましょう。病院で
点滴による水分補給を受ける必要があります。このような場合、無理に水を
飲ませようとしてはいけません。誤って肺に入ってしまう危険があります。
「病院に行った方がいいの?」「救急車を呼んだ方がいい?」
救急車を呼べきか困ったときは、「#7119」にご相談を!
https://www.city.hasuda.saitama.jp/shobo/20160929.html
1.部屋の温度をこまめにチェック!
2.室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
3.のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
4.外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!
5.暑さ指数(WBGT)をチェックし運動しましょう!
6.無理をせず、適度に休憩を!
7.日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!
8.子供を車の中に置き去りにしない!
熱中症は必ずしも炎天下で無理に運動した時だけでなく、
特に乳児やお年寄りは冷房のない暑い室内や車の中に
長時間いるだけでも生じます。
真夏の炎天下の車内ではエンジン(エアコン)停止後15分ほどで危険な温度に達します。
急に暑くなった日や活動の初日などは、特に注意が必要です。
熱中症は、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。
人間の体は、暑い環境での運動や作業を始めてから3~4日経たないと、
体温調節が上手になってきません。そのため、急に暑くなった日や久しぶり
に暑い環境で活動した時には、熱中症で倒れる人が多くなっています。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い日、風が弱い日、体が暑さに
慣れてない時は、要注意です。
熱中症患者のおよそ半数は、高齢者(65歳以上)の方です。高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、
発汗など体から熱を逃がす機能も低下します。また、加齢により、のどの渇きに対する感覚も鈍くなります。
このため、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をする必要があります。
幼児に関しては、体温調節機能が十分発達していないため、熱中症にかかりやすくなります。
特に晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、大人以上に暑い環境にさらされています。
暑い日は無理をさせず、こまめに気を配り、熱中症を予防しましょう。
総務省消防庁が作成した熱中症対策のリーフレットです。
(内容)
(1)リーフレットの全体像(おもて表紙)
(2)熱中症とは?、熱中症の分類と対処方法、熱中症の応急手当(見開き左)
(3)熱中症予防のポイント
(4)過去の熱中症による救急搬送の状況(うら表紙)
関連リンク
https://www.city.hasuda.saitama.jp/kenko/kenko/otona-kenko/joho/netsu-chu-sho-yobou.html
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html
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