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更新日:2023年11月27日
蓮田市消防本部では、令和5年11月1日(水曜日)から隣接する9つの医療機関と連携し、24時間365日実施可能な12誘導心電図の伝送を開始しました。
この伝送システムは、早期に治療が必要な病症の状況を医療機関と共有し、大切な命を守るために整備しました。
県内でも数少ないこの伝送システムは、令和5年6月に配備された救急蓮田南1号車に搭載され、循環器病(特に急性心筋梗塞)を発症した疑いがある市民の方の状況を、専門的治療が可能な医療機関に迅速かつ適切に伝達できるシステムになっています。
救急現場から12誘導心電図を観察することで、カテーテル室の準備開始決定など、根治治療に向けて、さらなる時間短縮をすることが可能となります。
今後も市民の皆様の救命率向上に努めて参ります。
救急現場や救急車内で12誘導心電図を測定し、心電図解析結果を医療機関に伝送します。
1.救急現場や車内にて12誘導心電図を測定
2.心電図解析結果を迅速に専門的な治療が可能な医療機関へ伝送
3.継続的な処置を実施して迅速に搬送します
心疾患のリスクは冬季に集中しています。ヒートショックの予防や入浴時における温度変化にご注意していただきたいと思います。
国立研究開発法人国立循環器病研究センター冬季は心筋梗塞による心停止が増加(外部サイトへリンク)
埼玉県公式ホームページもっと知ろう!脳と心臓のこと(外部サイトへリンク)
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